試合速報

昨日の試合は投手陣が打ち込まれ大敗を喫した横浜DeNAベイスターズ。雪辱を果たしたい今日の試合の先発・濱口は初回に大山のソロホームランで1点を先制されるも、その裏に宮崎のタイムリーとソトの2ランホームランで逆転！その後、中継ぎ陣が踏ん張れず3-4と逆転されてしまうが、8回裏、宮崎のソロホームランで同点とすると、延長10回にこの日2本目となるソトのサヨナラ2ランホームランで勝利を収めた!!

先発のマウンドには自身3連勝をかける濱口が登板。その濱口は先頭の糸原、植田を打ち取るも3番・大山に高めのスライダーをとらえられレフトへのソロホームランを浴びてしまう…。

昨日の記憶を払拭するためにもすぐに追いつきたい横浜DeNA打線はその裏、好調の大和がレフトへのヒットで出塁すると、すかさず2塁へ盗塁し得点圏に進む！そして2番・宮崎が外角の球にうまく合わせてライトへ弾き返しタイムリーですぐさま同点☆さらに続くソトが高めのストレートをジャストミート！打球はバックスクリーンに飛び込む2ランホームラン!!3-1とあっという間に逆転に成功☆「打ったのはストレート、感触はすごく良かったです。甘い球が来たら自分のスイングをしようと思って打席に向かいました。長打を狙っていました」と、頼もしいコメント！

味方の援護にピッチングで応えたい濱口は2回、中谷、梅野に連続四球を与えるなどで2死1・2塁としてしまう…。しかしここは続く岡本を冷静に三振に斬って取り得点を与えない！篠原コーチは「ブルペンでは、ストレートの制球も安定していて、状態はそこまで悪くないと思う。不要な四球を出すなど、相手打線に繋がりを作らせないようにしてほしい。決して守りに入る投球ではなく、攻める気持ちを持ち続けて勝負していってほしい」と、濱口にアドバイスを送る！

続く3回、濱口は1死から阪神・植田にサードへの内野安打で出塁されてしまうが、前打席ホームランの大山をダブルプレイに仕留め、結果この回を3人で終える！さらに4回は糸井、陽川をファーストゴロに仕留め、6番・ナバーロを外角のストレートで空振り三振に斬って取り今日初めての三者凡退!!!徐々にギアを上げていく濱口は5回、1人のランナーを許すも代打・鳥谷を再びダブルプレイに仕留め、3イニング連続で打者3人で終える!!!

6回も先頭の糸原、植田を仕留めるが、大山にレフト線へのツーベースを浴びると続く糸井にライト前へ運ばれ3-2と1点差に詰め寄られてしまう…。濱口はここで降板。「調子は悪くありませんでしたが、追い込んでからの投球に課題を残しました。決め球の精度が良くなかったです。また、ランナーを残した状況でリリーフにマウンドを渡す結果となり、負担をかけていまいました。次回登板では、さらに長いイニングを投げられるようにしたいです」と、今日の登板を振り返った。ここでベンチは三上にバトンタッチ。しかし内角を攻めた結果、陽川に死球を与えてしまい2死1・2塁。続くナバーロに低めのスライダーをセンターへ弾き返され同点に追いつかれてしまう…。

横浜DeNA打線は2回以降、阪神投手陣に2安打に抑えられなかなかチャンスを作ることができない状況が続いていたが7回、先頭のロペスがもう少しでホームランという当たりのツーベースを放つと、柴田が送りバントで1死3塁。一打勝ち越しのチャンスを作りここで伊藤が打席に入るもライトフライ、続くパットンも空振りの三振を喫してしまいチャンスを活かせない…。

8回、7回に続き回跨ぎでパットンがマウンドに登るも阪神打線に捕まってしまう…。1死から糸井にヒットを許し盗塁で2塁へと進塁されると、陽川に右中間を破られ3-4とついにリードを許してしまった…。

追いつきたい横浜DeNA打線は8回、2死から宮崎が阪神・藤川の投じたフォークをとらえた！打球はレフトポール直撃のホームラン☆一振りで試合を振り出しに戻す!!宮崎は「打ったのはフォークです。ホームランになるとは思いませんでした。うまく対応して打つことができました」と、打席を振り返った！

同点のまま9回は守護神・山崎康がマウンドへ上がる。山崎康は先頭の梅野、原口を連続三振に斬って取るも、糸原、植田に連続四球を与え2死1・2塁のピンチを迎える。それでもここは外角のツーシームで打ち取り試合は延長戦へ！

迎えた10回、2死から宮崎がドリスのツーシームをとらえレフトへのヒットで出塁すると、続く打席には今日ホームランを放っているソト！スタジアム中が期待を寄せる中、カウント3-1から甘く入ったフォークを見逃さずにとらえた打球は打った瞬間にそれと分かる、レフトスタンドに突き刺さるサヨナラ2ランホームラン☆熱戦に終止符を打ち劇的な勝利を収めた!!!!

明後日は敵地・東京ドームでの巨人戦。今日のサヨナラ勝ちの勢いのままに連勝を目指す！
VICTORY！