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PREVIEW

今季阪神戦で好成績を残している大田選手、楠本選手に期待

阪神タイガース(65勝69敗3分) vs. 横浜DeNAベイスターズ(67勝61敗2分)
青柳 晃洋(12勝4敗 防御率2.02) 予告先発 上茶谷 大河(3勝6敗 防御率5.01)
阪神甲子園球場 試合開始18:00

 昨日は、初回に先制するも、4本のホームランで得点を許して悔しい逆転負けとなった。まだ逆転優勝への望みはあるだけに、一つでも多くの白星を積み重ねたい。そのためにも、ここ4試合で得点3が続いている打線の奮起は欠かせないものとなる。そこで、阪神タイガース戦の今季打者別成績を見ていくと、25打数以上の選手で3人が打率3割以上をマークしていた。なかでも打率4割超えの大田泰示選手、打率3割台半ばの楠本泰史選手に注目したい。大田選手は今季甲子園球場でも打率.300と結果を出している。9月は月間打率1割台と苦しんでいるが、浮上へのきっかけをつかんでもらいたい。一方の楠本選手は9月に入り月間打率4割超えと調子を上げているだけに期待は高まる。その他では、阪神戦でチームトップの11打点の牧秀悟選手、チームトップの3本塁打の佐野恵太選手の打席にも注目したい。

 横浜DeNAベイスターズの先発は、前回約5ヵ月ぶりの勝利を挙げた上茶谷大河選手。今季阪神戦は、2度先発しており、1勝1敗の成績だ。今年初の対戦となった5月の登板では、5回途中7失点という悔しい内容に。しかし前回の対戦では、立ち上がり制球に苦しみ初回に2点を失うも、2回以降はランナーを背負っても要所を締めるピッチングを見せて白星を手繰り寄せた。この一戦でも、豊富な球種でタイガース打線に的を絞らせない投球を見せたいところ。要注意の打者は今季5打数4安打を許している近本光司選手だろう。

 今季の阪神戦は今日でラスト。今年は、2013年以来の勝ち越しを決めるなど、ここまで15勝9敗の内容だ。本日の一戦で勝利すると2004年以来通算5度目の対阪神シーズン16勝となる。そこで、過去5年の対阪神シーズン最終戦の成績を振り返ると2勝3敗。昨年の最終戦は相手に先制を許す苦しい試合展開となったが、1点差で迎えた8回にN.ソト選手の逆転2ランが出て勝利を収めた。今年の甲子園球場での成績は2勝6敗。また近5年の最終戦の舞台が甲子園球場だった試合も2連敗中だ。分の悪いデータも多いが、負けられない戦いが続くだけに投打ともに意地を見せてほしい。

DB打者 阪神戦今季通算打撃成績

選手名 打率 打数 安打 本打 打点 四死 三振
牧 秀悟 .302 86 26 2 11 7 16
佐野 恵太 .259 85 22 3 8 9 9
桑原 将志 .269 78 21 1 10 7 18
宮﨑 敏郎 .286 70 20 1 5 8 9
楠本 泰史 .365 52 19 2 8 4 8
N.ソト .227 44 10 2 6 7 13
大和 .237 38 9 0 3 2 6
関根 大気 .118 34 4 0 0 3 2
嶺井 博希 .182 33 6 1 5 1 5
森 敬斗 .273 33 9 0 1 2 6
大田 泰示 .406 32 13 1 7 1 7
戸柱 恭孝 .258 31 8 0 2 1 3
柴田 竜拓 .160 25 4 0 0 1 5
  • 25打数以上の選手のみ

上茶谷大河 阪神戦今季全登板成績

日付 球場 スコア 登板 勝敗 投回 打者 投球 被安 被本 三振 四死 失点 自責
22.5.14 横浜 2-9 先発 4.2 23 73 8 1 3 1 7 7
9.9 横浜 9-2 先発 5 20 75 4 0 2 3 2 2
2試合1勝1敗 8.38 9.2 43 - 12 1 5 4 9 9
  • スコア左が横浜DeNA

横浜DeNAベイスターズ 過去5年 阪神戦最終戦戦績

日付 スコア 球場 勝敗 DB先発 T先発
17.9.29 6-2 横浜 石田 健大 L.メンドーサ
18.10.10 1-2 甲子園 J.ウィーランド 岩田 稔
19.9.28 0-7 横浜 今永 昇太 西 勇輝
20.11.11 0-1 甲子園 大貫 晋一 藤浪 晋太郎
21.10.7 4-3 横浜 F.ロメロ 伊藤 将司
  • スコア左が横浜DeNA
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