昨日は、中盤に先制して流れをつかむと、投手陣も相手の反撃を1点にしのいで連敗を3でストップ。投打が噛み合った形での勝利となっただけに、この流れを今後の戦いでも生かしたい。今日の先発は、現在自身6連勝中と勢いに乗る今永昇太選手。読売ジャイアンツ戦に登板するのは、今季4度目。過去3戦の内容を振り返ると1勝1敗、防御率0.82という数字を残している。前回の対戦でも7イニング中5イニングでランナーを背負う形となったが、失点1と粘りを見せた。今日の戦いでも圧巻のピッチングを見せてほしい。

 今永選手の今季対巨人戦の打者別対戦成績を振り返ってみると、A.ウォーカー選手、岡本和真選手との対戦で分の悪い数字が出た。A.ウォーカー選手には、9月6日に対戦した際、3打数3安打と猛打賞を記録された。勢いに乗ると固め打ちするケースが多い選手だけに、最初の打席で抑え込んで相手にリズムを与えないようにしたい。また、対今永選手で打率.375をマークしている岡本和選手も、9月に入り調子が上がっており、昨日もホームランを含むマルチ安打を記録。今日の対戦では、一発に気をつけながら攻めのピッチングで封じ込めてほしい。

 巨人の先発は、今季9勝目を目指す菅野智之選手。前回の登板では、7回を投げ3本のホームランを許したが4失点（自責点3）と粘りを見せて白星を飾った。そんな菅野選手と今永選手の対戦は今季3度目で通算6度目となる。対戦成績は今永選手の1勝1敗、菅野選手の2勝1敗だ。直帰の対決は9月6日で、互いに勝敗はつかずも今永選手が7回1失点、菅野選手が9回1失点と、揃ってエースらしい投球内容を見せてくれた。過去5度の通算防御率をみても、互いに1点台と貫禄の数字を残している。ベイスターズにとっては、逆転優勝の可能性を残すだけに、先制点を奪って才気に主導権を握り、今永選手にいい流れをつかんで勝利に導いてもらいたい。

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