昨夜は、初回に先制点を許すも、4回に6安打を集中させ逆転に成功。投げては今永選手が今季初の中5日も感じさせぬ好調を見せた。9連戦を勝ち越しで乗り切るためにも、来日初先発となるR.ガゼルマン選手への期待は高まる。来日初登板となった8月27日は、1イニングを投げ4失点。チームを連勝に導くためにも、リベンジを果たしたいところだ。そこで、2016年以降、バンテリンドームで初先発登板をした外国人投手の成績をみると、6人中4人が勝利を収めていた。縁起のいいデータを味方に、来日初勝利を挙げられるか。

 昨日の試合で2打点の活躍を見せた牧秀悟選手。シーズン中盤の6、7月にやや調子を崩したものの8月には復調し、9月に入ってからも月間打率は3割超えと好調を維持している。現在も5試合連続安打中で、うち3試合でマルチ安打を記録。打率も2割9分台となり、ルーキーイヤーから2年連続での3割20本塁打と達成も現実味を帯びてきた。この記録達成となれば、長嶋茂雄氏以来、史上2人目の快挙。プロ野球の歴史を彩った大スターと肩を並べる。

 今季も残り19試合。9連戦終了後は、1日おいて10連戦がスタートする。過密日程が続くなかで疲労も蓄積なども心配されるが、チームの逆転優勝はもちろん、そして自身の記録達成へ向けて最後の踏ん張りを見せてほしい。

 今季の対中日ドラゴンズ戦勝ち越しを決めている横浜DeNAベイスターズ。今年は、バンテリンドームでも9勝2敗と大きく勝ち越している。残り2戦で1勝すれば敵地で2ケタ勝利で、1997年以来の快挙となる。奇跡の逆転優勝へ下位チーム相手に負けが許されない状況なだけに、今日の一戦で節目の勝利をつかみたい。

• スコア左が横浜DeNA、2020年までの名称はナゴヤドーム

• スコア左が横浜DeNA