昨日は、3回までに5点を奪い試合を優位に進め、4人の投手リレーで今季18度目の完封勝利を飾った。今日からは首位・東京ヤクルトスワローズとの首位攻防2連戦。逆転優勝へ向けて是が非でも落とせない戦いとなる。その初戦で登板するのは、チームトップの10勝を挙げている大貫晋一選手。前回登板では6回1失点と試合をつくったが黒星となった。そんな大貫選手は今季東京ヤクルト戦に5度登板し2勝1敗、直近の対決は8月26日。この試合では5回まで相手打線を抑えたが、6回に村上宗隆選手に3ランホームランを浴びるなど崩れてしまい黒星となった。今後を占う大事な一戦で、大貫選手のリベンジなるかにも注目が集まる。

 東京ヤクルトの先発は、今季7勝目を狙う小川泰弘選手。前回の登板では初回に失点し、その後立ち直りもみせたが、中盤に追加点を許し計5点を奪われ黒星を喫した。そんな小川選手と大貫選手の対戦は通算4度目となる。今季は8月12日に1度投げ合った。この対決では、大貫選手が6回2失点と粘りのピッチングを見せて勝利投手となり、小川選手に黒星がついた。ただ、大貫選手はこの日も、村上選手に一発を許しているだけに、今日の試合でも要注意打者となるだろう。

 小川選手が横浜DeNAベイスターズ戦に登板するのは今季4度目。成績は小川選手の1勝2敗なだけに、チームとして抑え込まれているイメージはないだろう。そのため、今日の一戦でも打撃への期待は高まる。そこで打撃陣の今季対小川選手の成績を見ていくと、3打数以上の選手で5人が打率3割以上をマーク。なかでも、対東京戦の打率も3割半ばの数字を残す佐野恵太選手、宮﨑敏郎選手には、昨日ノーヒットに終わった鬱憤を晴らしてもらいたい。また、7試合連続安打中で、昨日も今季7度目の猛打賞を記録し勢いに乗っている桑原選手も相性の良さを見せつけてもらいたい。

• スコア左が横浜DeNA

• 3打数以上の選手のみ