昨夜は、打線が6試合ぶりに2ケタ安打を記録。援護をもらった投手陣も今月6度目の完封劇をやってのけるなど、投打がかみ合い連敗を4でストップさせた。この勢いで白星を積み重ねて、再び首位追撃へ態勢を整えたい。2カードぶりの勝ち越しがかかる一戦で先発するのは、濵口遥大選手。中日ドラゴンズ戦の登板は、3月31日以来今季2度目となる。前回の対戦では8回を投げ無失点と好投して勝利投手となった。後半戦に入り安定したピッチングが続いているだけに、今回も相手打線を封じ込めてくれるはずだ。

 中日の先発は、今季まだ勝ち星のない勝野昌慶選手。約4ヵ月ぶりの一軍先発となった前回登板では、序盤に失点し試合の流れをつくれず悔しい結果となった。そんな勝野選手と濵口選手が投げ合うのは、昨年5月以来、通算2度目。最初の対決では、濵口選手が6イニングを投げ無失点に抑えて白星を挙げた、一方の勝野選手は、6回までは無失点も7回につかまり黒星となった。その試合では、桑原将志選手が先制のタイムリーヒットを放っている。今日の試合でも勝野選手攻略へ、キーマンとしての活躍を期待したい。

 8月のゲームも今日でラスト。ここまで17勝6敗と大きく勝ち越し、2ケタ貯金で終えることを確定させた。チームが勢いに乗った8月の打者別打撃成績をみていくと、40打数以上の選手では牧秀悟選手が唯一打率3割以上を記録していた。昨夜も追加点となる一発を放ち、1年目のホームラン数を更新した。牧選手が本塁打を記録した際のチーム成績は17勝6敗と大きく勝ち越しているだけに、今日も豪快な一発を期待したい。その他では、昨夜、自身初の5打数5安打を記録した大田泰示選手にも注目。過密日程となる9月には不可欠な存在となるだけに、この勢いを継続してほしい。

• 40打数以上の選手のみ