両先発投手がすばらしいピッチングを見せた昨夜は、8回裏に牧秀悟選手、宮﨑敏郎選手の連続タイムリーで3点を奪って勝利し2位浮上を果たした。16年ぶりのホーム11連勝がかかる一戦で先発するのは、石田健大選手。前回は降雨ノーゲームで記録なしとなるも、安定した投球を見せた。そんな石田選手の阪神タイガース戦登板は今季3度目で成績は1勝0敗。直近の対決では序盤に2失点も、粘りの投球で白星を手繰り寄せた。このカードでは先発投手がいずれも好投しているだけに、石田選手も続きたいところだ。

 阪神の先発は、プロ6年目の右腕・才木浩人選手。2000年オフに右ひじの手術し、昨季は育成選手として復活への道を歩んできた。そして今年5月に再び支配下登録され7月3日に一軍昇格を果たすと即先発を任されて見事復活勝利を挙げた。その後も好投を続けているだけに、横浜DeNAベイスターズ打撃陣も注意が必要だろう。

 そんな才木選手との対決は3年ぶり。前回は、才木選手が6回途中1失点で白星を挙げている。この際、ベイスターズ打線は2回から5回までノーヒットに抑えられたこともあり、本日の試合では、序盤に先制点を奪って先に流れを引き寄せたいところ。注目は、3年前の試合でタイムリーを放っているN.ソト選手だ。

 本日の試合は、2016年から開催の恒例イベント「キッズ STAR☆NIGHT 2022 Supported by J:COM」として開催される。当日は、キッズサイズのスペシャルユニフォームの配布などさまざまな催しが行われる。子どもたちが主役となる一日だけに、選手たちも活躍する姿をみせたいところだ。そこで、過去の「キッズ STAR☆NIGHT」開催時のチーム成績をみると、5勝1敗と大きく勝ち越していた。昨年も阪神相手に8対1で勝利。この試合では、T.オースティン選手が2本のホームランを含む3安打5打点と大活躍した。今季はケガで出遅れ、後半戦から一軍昇格後も代打出場が続くが、復活を印象づける一撃を放ってもらいたい。

• スコア左が横浜DeNA

• 本塁打はDB打者のみ、数字は本数