昨夜は、相手を上回る2ケタ安打を記録も3得点にとどまり、逆転勝利とはならなかった。2カード連続での勝ち越しへ負けられない試合となるだけに、先発の濵口遥大選手へかかる期待は大きい。前回登板では、6回途中2失点でマウンドを降り、悔しい交流戦初黒星となった。そこからの巻き返しにもなる試合の相手は、ここまで3戦2勝と負けていない北海道日本ハムファイターズ。昨季の対決では、本日と同じく敵地で登板して、完封勝利を飾っている。相性のいい相手との登板で本領を発揮し、今季3勝目をつかみたい。

 北海道日本ハムの先発は、プロ2年目の左腕、根本悠楓選手。プロ2度目の先発となった前回登板では、5回2失点と粘りの投球をみせ、プロ初勝利を挙げた。初対決となりデータも少ない状況だが、ストレートとスライダーを軸に攻める投手だけに、打撃陣はそこから攻略の糸口を探ってもらいたい。そこで、打撃陣の今季対左投手の打撃成績をみていくと、23打数以上の選手で、4人が打率3割以上をマーク。なかでも、昨夜左投手から今季初の猛打賞を記録した関根大気選手は、4割超えの打率を残している。今日の試合でも左キラーとして存在感を示してほしい。その他では、6試合連続安打中の佐野恵太選手にも注目だ。

 今季、両チームの先発が左腕同士になるのは8度目。チーム成績を振り返ると、4勝3敗とひとつ勝ち越している。先発の濵口選手がここまでの3試合中2度左腕対決となっており、1勝1敗の五分。いずれも投手戦となっているだけに、今日の試合では打線が濵口選手を援護して楽な展開にもっていきたいところだ。

• スコア左が横浜DeNA

• 23打数以上の選手のみ