昨夜は福岡ソフトバンク戦3試合連続で1回表に先制点を許すも、4回に牧秀悟選手のホームラン、関根大気選手の犠牲フライで逆転。その後も追加点を挙げ、交流戦最初のカードを勝ち越した。この勢いで今日からの埼玉西武ライオンズとの3連戦も勝ち星を積み重ねたい。初戦のマウンドを任されるのは、大貫晋一選手。西武戦は初登板となるが、交流戦は4戦し1勝1敗の成績だ。今季の白星は2つだが、6試合連続で自責点2以下と安定しているだけに、破壊力ある西武打線を封じ込めてチームを連勝に導いてもらいたい。

 対する埼玉西武ライオンズの先発は、ここまで4勝の髙橋光成選手。前回登板では6回1/3を投げ5失点で黒星となった。そんな髙橋光成選手が横浜DeNAベイスターズ戦で登板するのは3年ぶり3度目。過去2戦は髙橋光成選手が2勝を挙げている。チームにとっては苦手意識を払拭するためにも、重要な試合になるはずだ。直球と変化球を巧みに操る投球術を武器とする投手だけに、打撃陣には狙い球を絞るなどの意思統一が必要となるだろう。

 交流戦での対埼玉西武ライオンズの成績は26勝34敗2分。負け越している相手だが、投打ともに奮起して、2カード連続での勝ち越しを目指したい。そこで、打者陣の対西武通算成績を見ていくと、20打数以上の選手で4人が打率3割以上をマークしていた。なかでも、ケガから復帰後も好調な打撃が続いている宮﨑敏郎選手、佐野恵太選手には期待が集まる。なかでも、一昨日左太ももの張りで途中交代も、昨夜はスタメン出場でマルチ安打の宮﨑選手は、本塁打、打点でパ・リーグ在籍経験のある藤田一也選手につぐ数字を残す。今日の試合でも持ち前の勝負強さを発揮してほしい。その他では、昨季14打数6安打1本塁打2打点と相性の良さを見せた、牧選手にも期待したい。

• スコア左が横浜DeNA

• スコア左が横浜DeNA

• 20打数以上の選手のみ