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PREVIEW

東選手が前回黒星を喫した巨人にリベンジし今季初勝利を狙う

横浜DeNAベイスターズ(10勝13敗0分) vs. 読売ジャイアンツ(19勝9敗0分)
東 克樹(0勝2敗 防御率3.18) 予告先発 山﨑 伊織(0勝0敗 防御率3.86)
横浜スタジアム 試合開始18:00

 昨夜は、投手陣が8失点と試合をつくれず、打線も今季最少の3安打で黒星となった。2カードぶりの勝ち越しがかかる今日の試合で先発するのは、東克樹選手。ここまで勝ち星がない東選手だが、前回登板では7回無失点8奪三振と好投し、復調をアピールした。そんな東選手が読売ジャイアンツ戦で登板するのは今季2度目。前回対戦では、丸佳浩選手に先制3ランホームランを浴びるなど5回で9安打を許し4失点で黒星を喫している。悔しい結果となったが、初回の一死満塁のピンチをしのぎ、5回中2回を三者凡退に抑えるなど、良さも出たピッチングとなった。今日の試合は、このときのリベンジもかかる大切な一戦となるだけに、立ち上がりからどんな投球をみせるか目が離せない。今季初勝利へ、開幕投手が意地を見せられるか。

 巨人の先発は、今季4度目の登板で先発は3試合目となる、プロ2年目の右腕・山﨑伊織選手。前回は、中継ぎで2イニングを投げ無失点という内容だった。横浜DeNAベイスターズ戦は初登板となり、データは少ないが打撃陣には先制点を奪って優位な流れをつくってもらいたい。そこで今季の対右投手の通算打撃成績を見ていくと17打数以上の選手で5人が打率3割以上を記録。なかでもチームトップの打率を残しているN.ソト選手には注目だ。昨日はノーヒットに終わったが、これまでの4本塁打すべて右投手から放っていることもあり、攻略のキーマンとなるだろう。その他では、昨夜唯一マルチ安打を記録した佐野恵太選手、打撃好調が続く牧秀悟選手にも期待が集まる。

 今季も中継ぎとして、存在感を示しているE.エスコバー選手。ベイスターズに在籍し6年目をシーズンを迎えているが、ここまで284回2/3を投げている。あと2イニング以上を投げれば、球団に在籍した外国人投手で1位のイニング数に到達する。過去の外国人投手のイニング数ベスト5を見ると、E.エスコバー選手以外は、先発をメインにしていた投手ばかりだ。「男は黙って投げるだけ」と、中継ぎに欠かせない左腕の記録更新に期待したい。

2022年4月13日 G-DB2回戦 G打線 vs. DB東克樹 打席結果

位置 選手名 打数 安打 打点 1回 2回 3回 4回 5回
1 (二) 吉川 3 1 0 遊安 ・・・ 中飛 見三振 ・・・
2 (三) 若林 3 2 1 空三振 ・・・ 右安 左安① ・・・
3 (右) ポランコ 3 2 0 二安 ・・・ 左安 捕邪飛 ・・・
4 (遊) 坂本 3 1 0 右安 ・・・ 一邪飛 ・・・ 空三振
5 (中) 3 1 3 遊飛 ・・・ 右本③ ・・・ 空三振
6 (一) 中島 3 0 0 右飛 ・・・ 遊ゴ ・・・ 右飛
7 (左) ウォーカー 2 1 0 ・・・ 遊ゴ ・・・ 左安 ・・・
8 (捕) 大城 2 1 0 ・・・ 空三振 ・・・ 中安 ・・・
9 (投) メルセデス 2 0 0 ・・・ 遊ゴ ・・・ 投ゴ ・・・

DB打者 対右投手今季通算打撃成績

選手名 打率 打数 安打 本打 打点 四死 三振
佐野 恵太 .333 63 21 2 8 3 4
大和 .319 47 15 0 4 2 9
牧 秀悟 .333 45 15 3 9 9 9
楠本 泰史 .279 43 12 1 4 3 9
関根 大気 .154 39 6 0 2 1 9
N.ソト .361 36 13 4 8 6 7
大田 泰示 .300 30 9 0 1 0 6
桑原 将志 .241 29 7 0 3 4 5
戸柱 恭孝 .250 24 6 0 3 0 5
倉本 寿彦 .118 17 2 0 0 0 3
  • 17打数以上の選手のみ

球団歴代外国人投手 通算イニング数5傑

選手名 イニング数 試合 H S 在籍年度
1 G.モスコーソ 286.2 52 17 22 2 0 2014-2016
2 E.エスコバー 284.2 282 15 18 107 4 2017-2022
3 S.バワーズ 258.1 50 7 21 - 0 2001-2002
4 C.ホルト 257.1 43 11 24 - 0 2002-2003
5 D.グスマン 250.1 44 13 17 - 0 2002-2003
  • 球団在籍時の成績のみ、E.エスコバー選手成績は4月27日時点
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