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PREVIEW

東選手が今季初勝利と対阪神通算勝利5割へ大切な戦いに挑む

横浜DeNAベイスターズ(7勝9敗0分) vs. 阪神タイガース(3勝17敗1分)
東 克樹(0勝2敗 防御率5.40) 予告先発 小川 一平(0勝2敗 防御率6.11)
横浜スタジアム 試合開始18:00

 昨夜は、序盤に4点リードされるも、徐々に得点を重ねて同点に追いつくと、5回に奪った1点を7人の投手リレーで守り抜いた。今季初の本拠地での連勝がかかる今日の試合で先発のマウンドに上がるのは、東克樹選手。前回登板では5回4失点と試合をつくれず、2敗目を喫した。そんな東選手の阪神タイガース戦通算成績をみると、6試合に投げ2勝3敗だった。しかし、防御率は2点台と打ち込まれている印象は少ないため、今季初勝利へ向けて自信をもって持ち味を生かしたピッチングをしてもらいたい。

 先発・東選手がプロ入り後横浜スタジアムで登板したのは過去17回。その成績は、9勝4敗と大きく勝ち越している。昨季、ケガからの復帰初勝利をあげたのも、ここ横浜スタジアム。そしてプロ初登板初先発の舞台も本拠地でのことだった。プロ初のマウンドで対戦したのが本日と同じ阪神。この試合では7回1失点と好投しながらも黒星を喫しているだけに、今日の試合でリベンジを果たしてもらいたい。

 対する阪神の先発は、小川一平選手。ここまで0勝2敗と波に乗れていない右腕を、ベイスターズ打線がどう攻略するかに注目が集まる。そこで、今季の対右投手の打者別成績を見てみると、9打数以上の選手で6人が打率3割以上をマークしていた。なかでも注目は5試合連続ヒット中の大和選手だろう。開幕後しばらく打撃低迷が続いていたがここに来て調子が上向いており打率も3割に乗せてきた。同じく打撃好調な宮﨑敏郎選手が昨夜の試合で負傷し途中交代しているだけに、調子が上がってきた大和選手への期待は高まるばかりだ。その他では、昨夜、チーム復帰後初のお立ち台に上がった藤田一也選手も出番がくれば、いい仕事をしてくれるに違いない。

東克樹 阪神戦全登板成績

日付 球場 スコア 登板 勝敗 投回 打者 投球 被安 被本 三振 四死 失点 自責
18.4.5 横浜 0-2 先発 7 27 112 6 0 9 1 1 1
5.3 甲子園 2-4 先発 6 23 79 4 0 4 1 2 2
5.16 甲子園 5-0 先発 9 32 118 3 0 8 3 0 0
7.2 横浜 10-3 先発 5.1 22 99 2 1 4 3 1 1
8.1 横浜 1-3 先発 7 29 103 9 1 8 0 3 3
10.6 甲子園 3⑩4x 先発 - 5 23 93 5 0 8 2 3 2
6試合 2勝3敗 2.06 39.1 156 -- 29 2 41 10 10 9
  • スコア左が横浜DeNA

東克樹 横浜スタジアムでの年度別投手成績

試合 先発 勝利 敗北 セーブ 投球回 被安 被本 三振 四死 失点 自責 防御率
2018 13 13 7 2 0 86.2 77 8 88 18 21 21 2.18
2019 2 2 1 1 0 9 12 2 5 6 9 9 9.00
2021 1 1 1 0 0 8 1 0 6 1 0 0 0.00
2022 1 1 0 1 0 5 8 0 2 2 4 2 3.60
17 17 9 4 0 108.2 98 10 101 27 34 32 2.65

DB打者 対右投手今季通算打撃成績

選手名 打率 打数 安打 本打 打点 四死 三振
宮﨑 敏郎 .386 44 17 3 9 7 4
佐野 恵太 .363 44 16 2 6 2 4
関根 大気 .182 33 6 0 2 1 8
大和 .364 33 12 0 4 0 5
N.ソト .333 18 6 2 5 2 5
大田 泰示 .231 13 3 0 0 0 1
田中 俊太 .182 11 2 0 1 0 1
梶原 昂希 .400 10 4 1 2 0 5
藤田 一也 .333 9 3 0 1 0 0
  • 9打数以上の選手のみ
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