試合速報

昨日は桑原がサイクルヒットを達成するなど13安打10得点の猛攻で阪神に完勝した横浜DeNAベイスターズ。今日も勝利を飾り一気にカード勝ち越しを決めたい！しかし、試合は先発の石田が3回までに6点を奪われるなど崩れてしまう…。4回以降は中継ぎ陣が阪神打線を1失点に封じ、打線も終盤に追い上げを見せたがあと一歩届かず5-7で敗戦を喫してしまった…。

横浜DeNA先発の石田は6月29日以来、約1ヶ月ぶりとなる先発のマウンドに上がる。その石田は１回、先頭の糸原をショートライナーに仕留めると2番・北條はセカンドゴロに打ち取る！3番・福留にはヒットを許したものの4番・糸井はファーストへのファウルフライに打ち取り立ち上がりを無失点で切り抜ける！ところが2回、無死から4番・ロサリオにレフトスタンド上段へのホームランを浴びてしまい先制を許してしまった…。それでも石田は気落ちすることなく続く陽川、ナバーロ、梅野を3者連続三振に斬って取り味方の反撃を待つ。

するとその裏、横浜DeNAは4番・筒香が阪神先発の岩貞からツーベースを放ちチャンスを作る！このチャンスでロペスは岩貞の高めに浮いたストレートを逃さずとらえた！打球はレフトスタンドに飛び込む2ランホームラン!!ロペスの一発ですぐさま試合をひっくり返した!!!ロペスは「打ったのはストレートです。ツーボールまでは右方向を意識していましたが、カウント有利な状況になったので、思い切って振っていきました。久しぶりのホームランで、プレッシャーから少し解放されました。逆転できて嬉しいですが、この試合勝てるように引き続き頑張ります」と気を緩めない。

援護をもらった石田だったが3回、阪神打線に捕まってしまう…。1死から糸原、北條に連続ヒットを浴び1・3塁のピンチを招いてしまう…。何とか踏ん張りたい石田だったが3番・福留にライトへのタイムリーを許し同点とされると続く糸井には右中間スタンドへの3ランホームランを浴び2-5と逆転されてしまった…。さらにロサリオにも一発を浴びこの回5失点を喫し2-6と苦しい展開になってしまう…。

4回からは2番手の武藤が登板。武藤は4回を三者凡退に退けると5回も続投。しかし、2死1塁からロサリオにライトフェンス直撃のタイムリーツーベースを浴び、さらに1点を失ってしまう…。

それでも諦めない横浜DeNAの反撃は6回！この回先頭で打席に立ったソトが岩貞の3球目をバックスクリーンに叩き込んだ!!ソトは「打ったのはストレートだと思います。少し差し込まれていたので、ポイントを前にしていこうと思っていました。後ろにいい打者が続くので、繋ぐ意識で打席に向かいました」と打席を振り返った。さらに7回、阪神2番手の藤川から柴田が四球を選び出塁すると7月絶好調の桑原が打席へ！桑原は藤川の変化球をとらえると打球は右中間へのツーベース！1塁走者・柴田はこの打球で一気に生還し4-7と3点差に詰め寄る！2死後、筒香がライト線へのタイムリーを放ち5-7とついに2点差に迫る！

勢いに乗る横浜DeNAは8回、阪神・桑原から倉本が四球、伊藤がヒットを放ち無死1・2塁とすると代打・嶺井が送りバントをしっかり決めて2・3塁と同点のチャンス！しかし、代わった能見に対し代打・梶谷が空振り三振、桑原がショートフライに倒れてしまいチャンスを活かせない…。9回も阪神守護神のドリスの前に三者凡退に打ち取られ試合終了。終盤に追い上げを見せた横浜DeNAだったが序盤の失点が響き3連勝を飾ることはできなかった…。

明日の先発は今永。前回の阪神戦では勝ち負けつかずも7回2失点と好投している！明日も好投してチームに勝利を引き寄せカード勝ち越しを決めてみせる！