試合速報

20年ぶりのリーグ優勝を狙う横浜DeNAベイスターズ！2018年シーズンの開幕は11年ぶりとなる本拠地・横浜スタジアムでの開催！開幕戦の相手は昨シーズンと同じ東京ヤクルトスワローズ。試合は1回表、先発の石田が2死満塁から坂口にツーベースを許し、いきなり2点を追う展開に…。3回表には川端に2死から2ランホームランを許すなどで3点を奪われ、突き放されてしまう…。それでも4回裏、ロペスのホームランで1点を返す！その後、5・6・7回と走者を出すものの要所を締めていた横浜DeNA投手陣だったが、8回表に青木にタイムリーを許してしまう…。その裏に宮崎の2ランホームランで点差を縮めるも、9回にも失点し開幕戦を勝利で飾ることはできなかった…。

開幕マウンドには2年連続2度目となる左腕の石田！注目の石田の立ち上がりは、先頭の山田哲をショートへのゴロに打ち取るも、大和のファンブルにより出塁を許してしまう…。その後、四死球などで2死満塁のピンチを迎えると、坂口にレフト線へのツーベースを打たれ初回から2点を失ってしまう…。

1回裏、横浜DeNAは1死から大和が東京ヤクルト先発のブキャナンから移籍後初打席初安打を放ちチャンスメイク！2死後、ロペスが四球で繋ぎ1・2塁とチャンスを広げると、打席には昨シーズンの首位打者・宮崎！しかし、宮崎はピッチャーゴロに倒れて得点を奪えない…。

2回は2三振を含む三者凡退に仕留め、立ち直りを見せた石田だったが3回表、四球で出した走者を1塁に置いた場面で、川端に2ランホームランを浴びてリードを広げられてしまう…。さらに坂口にヒットを許すと、続く廣岡の打球はフラフラと上がりライト線に落ちるツーベース…。ここでライト・神里の返球が悪送球となり、1塁走者が生還…。5点のビハインドを背負ってしまう…。

横浜DeNAの反撃は4回裏！この回、先頭のロペスが5球目のストレートをとらえると打球は左中間スタンドに一直線！今シーズン初ホームランを放ったロペスは「完璧です！先頭だったので、どんな形でも出塁することを考え打席に入りました。まだ4点差ですし、早く同点に追いつけるよう引き続き頑張ります」とまだまだ諦めない！

先発の石田は4・5回も走者を許しピンチを招くも、後続は打ち取って追加点は許さず、中継ぎ陣に後を託す。石田は「開幕の緊張感もなく良い状態でマウンドに上がることができましたが、ツーアウトから得点を許してしまい、攻撃にいいリズムを作ることができませんでした。また無駄な四死球が多かったので、次回登板では同じミスをしないようしっかり調整したいと思います」とコメント。後を受けた2番手・三嶋は1番から始まる6回表の東京ヤクルト打線に対し、四球を与えるもアウト3つを全て三振で奪う圧巻の投球を見せる！ 7回も続投するとヒットを許さず、味方打線の援護を待つ。

追いつきたい横浜DeNAは6回裏、筒香、宮崎がヒットを放ち1死1・2塁のチャンスを作るも後続が倒れ得点を挙げられない…。7回裏には東京ヤクルト2番手・石山から桑原がツーベースを放つも続く大和は三振…。東京ヤクルト投手陣からチャンスは作るものの、あと一本が出ない…。すると8回表、3番手・国吉がヒットと四球で2死1・2塁のピンチを招くと、青木にレフトへのタイムリーを許してしまい、再び5点差とされてしまう…。

8回裏、横浜DeNAは先頭の筒香が四球で出塁すると1死後、宮崎が放った打球はライトスタンドに飛び込む2ランホームラン！宮崎は「点差が離れていたので後ろに繋ぐ気持ちでいったことが、良い結果に繋がったと思います。まだまだ諦めず頑張ります」とコメント。

9回表を無失点に抑えて最終回の攻撃に繋げたい横浜DeNAだったが、4番手・田中健が犠牲フライで失点してしまうと、9回裏の攻撃は東京ヤクルト・カラシティーに三者凡退に打ち取られ試合終了。本拠地での開幕戦を白星で飾ることはできなかった…。

明日の先発はバリオス。新加入の右腕が東京ヤクルト打線を封じ込め、今シーズン初勝利をもたらす！