試合速報

首位・巨人を3ゲーム差で追いかける横浜DeNAベイスターズ。優勝するために今日からの連戦は絶対に勝利を挙げたい！しかし先発の平良が4回途中4失点でマウンドを降りると、代わった投手陣も点を奪われ9回までに9失点…。打線はロペスのタイムリー、大和のタイムリーツーベースなどで4点を返すも反撃及ばず…。勝利を挙げることができなかった…。

先発のマウンドに上がるのは平良。初回、先頭の亀井にライトへのヒットを許すと、続く坂本勇にストレートをとらえられてしまった…。打球は左中間スタンドに届いてしまい先制の2ランホームランを浴びてしまう…。

追いつきたい打線はその裏、巨人先発の山口から先頭バッターの乙坂が四球で出塁すると1死後、ソトがライト線へのヒットを放ち1・3塁！さらに4番・佐野も四球で出塁し満塁のチャンスを作る！この好機でロペスが一二塁間を破るタイムリーを放ち1点を返した！ロペスは「負けている展開、満塁とチャンスの場面だったので積極的に打っていきました。逆転できるように次の打席も頑張ります」と、コメント！さらに宮崎もボール球を冷静に見極め押し出しの四球を選び2-2とすぐさま同点に追いつく！

ところが直後の2回、またしても平良が捕まってしまう…。田中俊にツーベースを許すなどで2死1・3塁のピンチを招くと、亀井にレフトへの勝ち越しタイムリーを放たれ2-3…。さらに3回、2死から大城に一発を浴び2-4と点差を広げられてしまう…。4回もヒットと犠打などで2死2塁と得点圏に走者を背負ったところでベンチは平良を諦め石田にスイッチ。平良は「先制された後、すぐに味方が同点に追いついてくれたにも関わらず、投手に四球を与えるなど、リズムを作ることができませんでした。制球が安定せずに、降板するまで修正することができませんでした」と、悔しい投球になってしまった。

代わった石田は、2死から四球を与えるも後続を打ち取る！5回は丸、岡本、大城のクリーンナップをすべて三振に斬って取る好投！しかし6回、この回先頭の重信に低めのストレートを痛打されてしまった。打球はライトへのソロホームランとなり2-5…。それでも後続はすべて三振に仕留め、2回1/3を投げ6奪三振の力投で後続にマウンドを託す。

しかし7回、3番手・三嶋も流れを止められない…。亀井にツーベース、坂本勇に犠打を決められ、丸を四球で歩かせてしまい1死1・3塁とされると、岡本にライトへのツーベースを浴び2-6…。さらに代打・阿部には犠牲フライを許し2-7と5点を追う苦しい展開に…。

点差を詰めたい横浜DeNAはその裏、伊藤光のヒットなどで2死1・2塁のチャンスを作り、巨人・山口をマウンドから引きずり下ろす！このチャンスで大和が代わった大竹の外角低めの変化球をとらえて右中間を破る2点タイムリーツーベースを放ち4-7と3点差に！大和は、「前の打席まで打ち取られていたので、この打席はなんとかしたいと思っていました。ツーアウトだったのでランナーを還せてよかったです」とこの打席を振り返った！

8回、マウンドにはエスコバーが上がる。エスコバーはヒットと四球などで1死1・2塁のピンチを招くも、亀井を併殺に仕留め無失点で切り抜ける！９回、この回のマウンドには国吉。先頭の坂本勇に投じた3球目のストレートをとらえられてしまった…。打球は無情にもライトスタンドへ…。1死後、岡本にもレフトスタンドへ運ばれこの回2本のソロホームランで点差は再び5点に…。

諦めない横浜DeNAはその裏、1死から桑原が巨人・デラロサの投じた4球目のストレートを弾き返しセンターへのツーベースで得点圏に出塁！しかし、後続が打ち取られ試合終了…。手痛い敗戦となってしまった…。

明日の予告先発は上茶谷。全力投球で本拠地・横浜スタジアムでの胴上げをなんとしてでも阻止する！