試合速報

昨日は9回裏にロペスの同点弾で引き分けに持ち込んだ横浜DeNAベイスターズ。先発・井納は立ち上がりを攻められ、初回に4点を失うと、代わった武藤も阪神打線を抑えることができず、5回終了時点で13点を奪われてしまう…。打線は4回にロペスのメモリアルアーチで1点、6回にオースティン、最終回に大和が2ランを放ち追加点を得るも、追いつくことができず敗戦を喫した…。

先発のマウンドを託されたのは井納。初回、先発・井納は1死から糸原、マルテにヒットと四球を許し1死1・2塁と得点圏に走者を背負ってしまう…。続く大山は空振り三振に斬って取るも、サンズにレフト前ヒットを打たれ、満塁のピンチを迎える…。踏ん張りたい井納だったが、陽川に甘く入った変化球を完璧にとらえられレフトスタンドへの先制満塁弾を浴びてしまう…。

2回表、井納は近本、糸原をセカンドゴロに打ち取ると、マルテにレフト前ヒット、大山に四球を許すも、サンズをライトフライに仕留めこの回を無失点に抑える！しかし3回表、前の打席、満塁弾を浴びている陽川に、2打席連続となるホームランを許し0-5と序盤に5点を失ってしまう…。井納はここで降板となってしまった…。

4回表は武藤がマウンドに上がる。先頭・糸原、マルテに連続ヒットを浴び、無死1・2塁とすると、1死後、糸原の代走で入った小幡に三盗を許してしまい、ピンチを広げてしまう…。続くサンズにセンターへのタイムリーツーベースを浴び、1点を与えると、7番・木浪にレフトへの犠牲フライを許し、0-7と点差を広げられてしまう…。

反撃したい打線はその裏、先頭・ロペスが甘く入った変化球を完璧にとらえた！打球はレフトスタンド中段に突き刺さるソロホームラン！これがメモリアルアーチをなりNPB通算1000安打達成☆ロペスは、「『カンペキデス！（日本語）』感触、角度が良かったので、打った瞬間本塁打になると思いました。（NPB通算1000本安打達成について）記録達成することができ、正直ホッとしています。支えてくれた母親、妻、子どもたち、そして友人に感謝したいです。また、 記録達成できたことを亡くなったお姉さん、お兄さんに報告したいと思います」と、晴れやかな表情でコメント！

5回表、武藤が阪神打線に捕まってしまう…。先頭・秋山にライト前ヒットを許すと、1死後、小幡、マルテに四球を与え満塁のピンチを作ってしまう…。後続の大山、サンズに連続タイムリーを許すと、陽川は満塁策のため敬遠…。続く木浪にレフトへのタイムリー、坂本をピッチャーゴロに打ち取るも、その間に3塁走者が生還し1-13…。この回6点を失ってしまう…。

6回表は国吉にスイッチ。先頭・近本をサードライナーに打ち取るも、小幡、マルテに四球を与え1・2塁のピンチを迎えてしまう…。しかし粘りの投球で大山を5-4-3のダブルプレイに仕留め、ピンチを脱出！するとその裏、相手先発・秋山を捕らえる！1死から中井がツーベースで出塁すると、続く4番・オースティンが初球をとらえた！打球はぐんぐん伸び左中間スタンド上段への2ランで3-13とする！オースティンは、「完璧にとらえることができました！手応え十分だったので、打った瞬間本塁打になると思っていました」と、笑顔でこの一発を振り返った！

7回表、国吉はサンズから空振り三振を奪うと、陽川に死球を与えてしまうも、木浪をレフトフライに打ち取る！ここで国吉は降板。ベンチは砂田をマウンドに送る。砂田は坂本を空振り三振に斬って取りこの回を締める！8回表は、平田がマウンドに上がる。先頭の代打・原口のヒットとセカンド・柴田のエラーで無死1・2塁のピンチを迎えてしまう…。それでも、小幡をレフトファウルフライ、島田をファーストゴロに打ち取る！続く大山は満塁策で歩かすも、植田をサードゴロに仕留めピンチを切り抜ける！9回表のマウンドに上がるのは伊勢。先頭・陽川を空振り三振に斬って取ると、木浪に死球を与えるも、坂本をレフトフライ、熊谷を外角高めのつり球で空振り三振に仕留める！好リリーフを見せ、最終回の攻撃に望みを繋ぐ！

最終回、先頭・細川が代わった相手投手・能見からツーベースを放ち出塁するも、後続が倒れ2死を奪われてしまう…。ここで相手は藤川にスイッチすると、横浜DeNAは代打に大和を送る。4球目、内角のストレートを弾き返し、レフトスタンドに突き刺さる2ランを放ち5-13とする☆しかし反撃もここまで…。序盤から阪神打線の猛攻を止めることができず悔しい敗戦となった…。

明日の予告先発は阪口。8月30日の東京ヤクルト戦以来となる登板。今シーズン自身初勝利と今日のリベンジのため全力投球を誓う！