試合速報

今日が今シーズン最終戦となった横浜DeNAベイスターズ。しかし先発の今永が4回に捕まり4点を失うと、8回も今永、武藤が3点を奪われてしまう…。追いつき追い越したい横浜DeNA打線だったが阪神投手陣の前に封じられ8安打を放つも完封負けを喫してしまった…。

最終戦のマウンドに上がるのは奪三振のタイトルを目指すエース・今永。立ち上がり、1番・近本をセカンドゴロ、続く北條をセンターフライに打ち取り2死を奪う！3番・福留はキレのあるストレートで空振り三振に斬って取り初回は三者凡退の好発進！2回も大山をサードゴロ、糸原をレフトフライ、中谷を空振り三振と連続の三者凡退に仕留める！3回は1死から梅野にヒットを許すものの、後続を打ち取り序盤は阪神打線に付け入る隙を与えない！三浦コーチは「ボールの走りは悪くなく、スピード表示より速く感じられる。阪神打線は初球から打ちにきているので、ストライクをそろえ過ぎずゾーンを広く使うこと。また、変化球が浮かないよう気を付けて投げていってほしい」と、さらなる好投に期待を込める！

今永を援護したい横浜DeNA打線だったが阪神先発・西を捕らえられない。坪井コーチは「コントロール、リズム良くどんどん投げてきている印象を受ける。両コーナーを幅広く使って投球してきているので、狙い球を決めて意図を持って打席に入ること。西投手からは大量得点は難しいので、1点1点コツコツ得点を奪い今永を援護したい」と、打線の奮起に期待する。

序盤は阪神打線を抑えていた今永だったが4回、2つの四球と内野安打などで1死満塁のピンチを招くと、中谷に低めのストレートをとらえられてしまった…。鋭い打球はレフトへの2点タイムリーとなり先制されてしまった…。さらに続く木浪にスクイズを決められてしまうと、梅野にもタイムリーを許し0-4とリードを広げられてしまう…。

それでも5回、今永は先頭の西に四球を与えるも、近本を併殺に斬り2死を奪うと、続く北條を空振り三振に仕留める！6回、先頭の福留にヒットを放たれるも大山を空振り三振！続く糸原はセカンドライナーに打ち取ると、1塁走者・福留は帰塁できずダブルプレイ成立！7回は2三振を奪うなど今日3回目の三者凡退に抑える！

ところが8回、またも阪神打線が今永に襲いかかる。1死からヒットと死球で1・2塁と得点圏に走者を背負うと、福留にライトの前にポトリと落ちるタイムリーを許し0-5と苦しい展開に…。今永はここで降板。2番手に武藤が上がる。しかし、武藤も流れを止められない…。2死後、糸原の打席で代走・植田に盗塁を決められ2・3塁…。なんとか踏ん張りたい武藤だったが糸原にライトへの2点タイムリーツーベースを浴び0-7と大量リードを許してしまう…。

なんとか反撃したい横浜DeNA打線だったが、阪神投手陣を最後まで攻略できず試合終了。シーズン最終戦でファンに勝利を届けることはできなかった…。

今シーズン、序盤に大型連敗もあったが諦めない気持ちで一時は首位・巨人と0.5差に詰め寄るなど最後まで優勝争いを演じ、2位でクライマックスシリーズ進出を決めた横浜DeNAベイスターズ。本拠地の声援を背に1stステージを全力で戦い、必ず勝ち抜く！