試合速報

一昨日、昨日の試合をものにし、同一カード3連勝を目指しての戦いとなった今日の試合。4回にロペスの3ランホームランと石川のソロホームランで4点を奪うと、5回にはソトのタイムリーで5点のリードを築く!!投げては約1カ月ぶりの登板となった濱口が2回以降走者を許さない圧巻の投球を見せる！9回には筒香が屋宜から2ランホームランを放ち試合を決定付ける！濱口は9回にこそ1死満塁のピンチを招いたものの最後まで東京ヤクルトにホームを踏ませず、123球の熱投で完封勝利を挙げた☆

今日の先発は4月17日の中日戦以来の一軍マウンドとなる濱口！緊張の立ち上がり、先頭の坂口、続く青木を共にセカンドゴロに打ち取り、難なく2死を奪うも山田哲に死球を与えるとバレンティンにはレフト前に運ばれ1・2塁のピンチを招く…。しかし、川端はピッチャーゴロに仕留めてピンチ脱出!!無失点で切り抜ける！このピンチを切り抜けた濱口は2回・3回と東京ヤクルト打線に付け入る隙を与えず三者凡退に仕留める！

好投する濱口を援護したい打線だったが、3回まで東京ヤクルト先発・高梨から毎回走者を出すも、一本が出ずなかなか先制点を奪えない…。坪井コーチも「ストライクも取れ、空振りも取れるフォークボールを有効に、ここまで投球している印象を受ける。ストレートに差し込まれないように、少し早めに準備をすること。結果を恐れず、浮いてきた変化球を多少強引にでもいいので積極的に振っていってほしい」と打線にアドバイスを送る。

すると4回表、ソトが四球を選び出塁すると、筒香はフォークを打ってライト前ヒット！無死1・2塁のチャンスを迎える。ここでロペスが打席に立つと、高梨のフォークをとらえた!!!打球はレフトスタンドに届く3ランホームラン☆坪井コーチのアドバイス通り、浮いた変化球を逃さない一撃で先制点を奪う!!ロペスは「打ったのはフォークボール。しっかりととらえることができました。濱口が無失点で頑張っていたので、援護できて嬉しいです。東京ヤクルト打線は強力なので、追加点を取れるように引き続き頑張ります」と気を引き締める。1死後、さらに石川が続いた！高梨のストレートを弾き返すと打球はぐんぐん伸びバックスクリーンへ！ソロホームランでこの回4点を先行する！石川は「打ったのはストレートです。バックスクリーンに入ると思わなかったので、センターフライかと思って走っていました。チャモ（J.ロペス）さんが打ってくれたので、楽な気持ちで打席に向かうことができました」と打席を振り返った。

さらに5回表、神里がライトへのヒットを放つと、盗塁を決め無死2塁のチャンス！その後、1死3塁とするとソトが三遊間を抜けるタイムリーを放ち5点目。東京ヤクルトを突き放す！

濱口は5回以降も快投を続ける!!5回は売り出し中の村上をファーストゴロに打ち取ると、廣岡をライトフライ、井野は三振に仕留め三者凡退！6回も坂口から三振を奪うなど三者凡退。7回・8回も危なげないピッチングを見せ三者凡退!!!2回以降、走者を一人も許さないパーフェクトピッチング☆

9回表、主砲・筒香が試合を決める一撃を放つ！2死1塁の場面で打席に立つと3球目、東京ヤクルト4番手・屋宜のカットボールを振り抜いた!!!打球はライトスタンド一直線の2ランホームラン！7-0と東京ヤクルトを大きく突き放す！筒香は「打ったのはカットボールだと思います。自分のスイングで、しっかりととらえることができました」と豪快な一打を振り返る。

9回裏のマウンドにも上がった濱口。しかし、先頭の西田にヒットを許し、初回以来となる走者を背負うと、その後、2つの四球などで1死満塁のピンチを背負う。それでもバレンティンをストレートで見逃し三振に斬って取り2死を奪う！最後は川端のレフト線へ切れていく打球を守備固めで入っていた乙坂がダイビングキャッチのファインプレイ！濱口が今シーズン2度目の完封勝利を飾り、同一カード3連勝を決めた☆

明後日、火曜日からは巨人との3連戦。3連勝と波に乗る横浜DeNAが首位・巨人を相手にカード勝ち越しを決めてみせる！
VICTORY!!!