試合速報

昨日は3本のホームランが飛び出すなど大量8得点を奪い快勝した横浜DeNAベイスターズ。今日の試合は先発の大貫が7回2失点の好投、ロペスが1517連続守備機会無失策でプロ野球記録更新するなど中日打線を3点に抑える！打線も神里のソロホームランなどで追い上げるが、惜しくも接戦を落としてしまった…。

先発のマウンドに立つのは大貫。立ち上がり、1番・京田にレフトフェンス直撃のツーベースを浴びていきなりピンチを招いてしまう。1死後、京田を3塁に置いて3番・平田をショートゴロに打ち取るもこの間に走者が生還。先制を許してしまう…。それでも後続の4番・ビシエドは変化球で空振り三振を奪いこれ以上の得点は与えない！2回も先頭の高橋にツーベースを許すなどで、1死1・3塁とされてしまう。ここで中日にダブルスチールを仕掛けられるも、横浜DeNA守備陣の見事な連携で本塁生還を阻止し2死！さらに打席の加藤を空振り三振に仕留めて無失点！3回は9番・ロメロを空振り三振、1番・京田をセンターフライ、2番・大島をショートゴロと今日初めての三者凡退に斬り序盤を1失点に抑える！

追いつき追い越したい横浜DeNAだったが中日先発・ロメロからチャンスを作るものの、あと一本が出ない。坪井コーチは「ストレートに球速があり、制球もアバウトながら、ある程度コントロールされているように感じる。低めのボールになる変化球をしっかりと見極めて、力のあるストレートを一振りで仕留めていきたい」と、ロメロ攻略のアドバイスを送る。

中盤に入っても大貫の力投は続く！4回、中日のクリーンナップをわずか5球で仕留め三人でピシャリと抑えると、5回は福田にツーベースを許すなどで2死2・3塁とされるも1番・京田を低めの変化球で空振り三振！ピンチを脱出する！6回は2番・大島をピッチャーゴロ、3番・平田をショートフライ、4番・ビシエドをファーストゴロに打ち取り1点差のまま味方の反撃を待つ！

するとその裏、横浜DeNA打線が中日・ロメロを捕らえる！1番の神里が内角のストレートをとらえた！打球はライトスタンドに飛び込む同点ソロホームラン！神里は「打ったのはストレートです。ストレートに力負けすることなく、しっかりと打ち返すことができました。イニングの先頭だったので、出塁していい形で中軸に回そうと思って打席に向かいました」と、同点の一発を振り返った！

このまま勝ち越しを目指す横浜DeNAだったが直後の7回、大貫が中日打線に捕まってしまう…。この回先頭の高橋にツーベースを許し得点圏に走者を背負うと、続く阿部をショートゴロに打ち取るも進塁打となり高橋は3塁へ。7番・福田は変化球で詰まらせるも打球はレフトの前にポトリと落ちるタイムリーヒット…。1点を失い1-2と再びリードを許してしまった…。大貫はこの回で降板。「調子は良かったですが、初回に点を取られてしまい、試合の流れをチームに持ってくることができませんでした。また、高めに浮くボールが多く、それを打たれてしまい長打になったことが失点に繋がったと思います。ボールを低く集めて、持ち味であるゴロを打たせて打ち取る投球ができるように、次回登板までにしっかりと修正したいと思います」と、今日の投球を振り返った。

8回、代わった砂田に中日打線が襲いかかる。2死を奪うも3番・平田にスライダーを痛打されバックスクリーン右へのソロホームラン…。1-3と点差を2点に広げられてしまう…。

逆転を目指す横浜DeNAは9回、1死から筒香が四球を選ぶと、続くロペスが右中間を破るツーベースを放ち2・3塁のチャンスを作る！ここで横浜DeNAベンチは代打の切り札・佐野を送る！佐野はファーストゴロに倒れるも、この間に3塁走者・筒香が生還！2-3と1点差まで詰め寄る！しかし反撃もここまで。最後は大和が空振り三振に倒れ試合終了。接戦を落としてしまった…。

明日からは神宮球場での東京ヤクルト戦。予告先発の今永はここまで防御率1.19とセ・リーグナンバーワンの防御率を誇る！神宮のマウンドでも快投し初戦を取る！