試合速報

いよいよ迎えた2019年シーズン！開幕は2年連続となるホーム・横浜スタジアム！試合は横浜DeNA・今永、中日・笠原両先発の息詰まる投手戦が展開される。今永は5回までのうち4イニングで三者凡退と中日打線を寄せ付けない！試合が動いたのは7回裏、今永のヒットなどで2死満塁のチャンスを迎えると、4番・筒香が谷元から均衡を破る2点タイムリーを放ち横浜DeNAが先制点を挙げる!!!8回には代打・佐野がレフトオーバーの2点タイムリーツーベースを放つなどで大量6得点！今永の好投に打線が応え3シーズンぶりの開幕戦白星を収めた☆☆☆

球団創設70年の記念となる今シーズン。開幕投手に指名されたのは4年目左腕・今永！その今永の立ち上がり、先頭の平田を150km/hのストレートでセカンドゴロに打ち取ると、2番・大島、3番・アルモンテは151km/hのストレートで連続三振に斬って取り三者凡退と絶好の立ち上がりを見せる！

その裏、先制点を挙げたい横浜DeNAは、オープン戦の首位打者を獲得して開幕スタメンを勝ち取った2番・楠本が中日先発・笠原に対し四球で出塁すると、3番・ソトが三遊間を破るヒットを放ち1・2塁と先制のチャンスを迎える！しかし、ここは4番・筒香がライトフライ、5番・宮崎がサードゴロに倒れチャンスを活かすことができない…。

今永は2回表、4番・ビシエドをストレートでキャッチャーファウルフライ、5番・堂上をストレートでファーストフライに、6番・高橋もストレートで3球三振に仕留めてこの回も三者凡退!!威力抜群のストレートが冴えわたる!!!ところが3回、阿部に対し不運なヒットでこの試合初となる走者を許すと、続く加藤にもライトへのヒットを許し無死1・2塁とピンチを迎える…。それでもここは送りバントを試みる笠原を空振り三振に仕留めると、平田・大島を共にセカンドゴロに打ち取りこのピンチを0で切り抜ける！

好投の今永を援護したい打線だったが笠原を打ち崩すことができず得点を挙げることができない…。坪井打撃コーチは「開幕戦ということで少し硬さは感じられるが、チャンスを作ることはできているので内容自体は悪くないと思う。丁寧な投球をする投手なので低めを見極め、高めに浮いたボールをとらえていってほしい。今永が頑張っているので、先取点を奪い、試合を優位に進めたい」と打線に期待をかける。

4回裏、横浜DeNAは2死からロペスが両チーム合わせて初の長打となるツーベースを放ちチャンスメイク！しかし伊藤光がショートゴロ…。5回には大和のヒットなどで2死1・2塁のチャンスを作るもソトがサードゴロ…。チャンスを作るものの、あと一本が出ず試合を動かすことができない…。

すると直後の6回表、今永は2死からヒットなどで1・2塁のピンチを招く…。それでも4番・ビシエドをサードゴロに打ち取りピンチ脱出！7回にも1死から高橋にツーベースを許しピンチを迎えるも、阿部・加藤を連続三振に斬りこの回も中日のスコアボードに0を並べる！

横浜DeNAはその裏、中日2番手・又吉に対し1死から今永が自らのバットでヒットを放つと梶谷は四球で繋ぐ！さらに楠本がライト前ヒットを放ち1死満塁でクリーンナップに打席を回す！2死後、スタジアム中の期待を背に主砲・筒香が打席に!!すると筒香は中日3番手・谷元の5球目をとらえた!!体制を崩しながらもフォーク拾った打球は二遊間を抜けセンターへ！この打球で2者が生還し待望の先制点を奪った☆先制の一打を放った筒香は「昇太(今永選手)が頑張って投げていましたし、勝ちをつけてあげたかったので、何としても打つんだという強い気持ちで打席に入りました。先制することができ嬉しいです」と喜びのコメント。

今永は8回も続投すると1死から平田にヒットを浴びるも大島をストレートで見逃し三振！続くアルモンテには149km/hのストレートで空振り三振!!!8回無失点11奪三振と開幕投手にふさわしい圧巻のピッチングを見せこの回でマウンドを後にする。

８回裏、追加点を挙げ勝利を手繰り寄せたい横浜DeNAは、4番手・田島から伊藤光、大和が連続ヒットを放ち1死1・2塁のチャンス♪ここで代打・佐野がレフト頭上を襲う2点タイムリーツーベースを放ちリードを4点差に広げる！さらにその後、柴田のタイムリーで1点を追加すると、筒香が田島の浮いたフォークをとらえライトスタンドへのダメ押しとなる3ランホームラン☆筒香はこれで今日５打点目!!!9回には守護神・山崎康が登場。1点は失うもこのまま試合を締めた！打線が終盤の猛攻で8点を挙げ、開幕投手の大役を初めて任された今永が8回無失点！投打が噛み合った横浜DeNAが大勝を飾った☆

明日の予告先発は昨年6勝を挙げた京山。若き3年目右腕が中日打線を封じ込め一気にカード勝ち越しを決める!!
スローガン「Go Beyond the Limit. (限界を超えろ)」を胸に、21年ぶりのリーグ優勝、日本一を勝ち取る！
VICTORY!!!!