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PREVIEW

牧選手が球団史上初ルーキーイヤーから2年連続20本塁打を狙う

横浜DeNAベイスターズ(55勝47敗2分) vs. 広島東洋カープ(53勝58敗3分)
京山 将弥(1勝1敗 防御率3.68) 予告先発 大道 温貴(0勝0敗 防御率4.50)
横浜スタジアム 試合開始18:00

 昨夜は、初回に先制点を許すもすぐに逆転。中盤までいい流れで試合を進めたが、7回、8回と失点し振り出しに。しかし、8回裏に伊藤光選手のタイムリーで再びリードを奪うと、最後は山﨑康晃選手が1死3塁のピンチをしのぎ切り、横浜スタジアムでの連勝を16に伸ばした。前半戦の終盤から接戦に強さを見せているのも、打線の粘りが大きく影響しているのだろう。その打線で、2試合連続ホームラン中の牧秀悟選手のバッティングからは目が離せない。ここまで19本のアーチを記録している牧選手。ルーキーイヤーから2年連続で20本塁打を記録した選手は球団史の中で一人も存在しない。つまり、牧選手があと1本のホームランを記録すれば、球団史上初の快挙達成となる。今季は開幕から5月までは首位打者やホームラン王争いに加わっていたが、6月に打撃不振が続いてしまい、打率を落とし、本塁打数も伸びなかった。しかし、ここ3試合で復調気配を見せているだけに、記録達成はほぼ確実だろう。

 横浜DeNAベイスターズの先発は、京山将弥選手。ここ4試合は中継ぎでの登板だったが、安定したピッチングを続けたことで、7月3日以来の先発のチャンスを手にした。そんな京山選手が広島東洋カープ戦で登板するのは今季3度目。最初は6月26日に先発し、6回2失点と試合をつくったが勝敗はつかなかった。2度目は中継ぎで登板した7月14日。このときは、3イニングを投げて1失点だったが今季初勝利を手にした。今季は、まだ先発での白星がないだけに、相性のいいチームに好投を見せて勝利投手の座をつかんでもらいたい。

 牧選手同様に後半戦に入り、調子を上げているのがN.ソト選手だ。5月、6月と打撃不振に苦しんだN.ソト選手だが、7月を月間打率3割台で終えた。新型コロナの影響で後半戦も出遅れる形となったが、8月10日からスタメン復帰を果たすと、9試合で4本塁打と自慢の長打力をアピールする場面が多くなった。そんなN.ソト選手の通算本塁打数は昨日終了時点で143本。歴代10位となる鈴木尚典打撃コーチが現時代に記録した146本まで残り3本に迫っている。近5試合の打率.389と好成績を残す現状が続けば、8月中の達成はほぼ確実といえるだろう。また今季、N.ソト選手がホームランを記録すると、チームは12勝1敗という成績を残している。さらに、N.ソト選手が今季2号ホームランを放った4月16日からは12連勝だ。ここまでの13本塁打中12本が右投手から記録。広島の先発・大道温貴選手は右腕だけに、今日も豪快な一発を期待したい。

球団歴代 ルーキーイヤーから2年連続2ケタ本塁打達成選手一覧

選手名 本塁打数 シーズン打撃成績 年度
桑田 武 31 125試合117安84点 率.269 1959
16 114試合118安67点 率.301 1960
村田 修一 25 104試合74安56点 率.224 2003
15 116試合79安38点 率.242 2004
牧 秀悟 22 137試合153安71点 率.314 2021
19 96試合102安66点 率.282 2022
  • 牧選手成績は2022年8月20日現在

京山将弥 広島戦今季全登板成績

日付 球場 スコア 登板 勝敗 投回 打者 投球 被安 被本 三振 四死 失点 自責
22.6.26 横浜 3⑫4 先発 - 6 26 96 8 0 2 1 2 2
7.14 マツダ 4-3 中継 3 13 46 2 0 2 3 1 1
2試合1勝0敗 3 9 39 - 10 0 4 4 3 3
  • スコア左が横浜DeNA

球団歴代 通算本塁打数10傑

選手名 本塁打 選手名 本塁打
1 松原 誠 330 7 J.シピン 166
2 田代 富雄 278 8 J.ロペス 158
3 村田 修一 251 9 佐伯 貴弘 155
4 桑田 武 223 10 鈴木 尚典 146
5 筒香 嘉智 205 11 N.ソト 143
6 R.ローズ 167
  • 球団在籍時の成績のみ、8月20日現在
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