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PREVIEW

濵口選手が前回対戦のリベンジを果たし、前半戦を白星で締めくくれるか

阪神タイガース(45勝46敗2分) vs. 横浜DeNAベイスターズ(42勝44敗2分)
J.ガンケル(4勝5敗 防御率2.65) 予告先発 濵口 遥大(4勝3敗 防御率2.80)
阪神甲子園球場 試合開始18:00

 僅差のゲームとなった昨夜は、初回に先制点を奪われる悪い流れを払拭できず連敗。前半戦を勝率5割で折り返せないことが決まった。しかし、今日の試合で勝利すればAクラスで後半戦に突入できるだけに、是が非でも白星をつかみ取りたいところだ。そんな大事な一戦で先発のマウンドに上がるのは、自身2連勝中の濵口遥大選手。前回の登板では、3試合連続でのクオリティースタートを記録するなど、抜群の安定感を見せつけチームを勝利に導いた。そんな濵口選手が阪神タイガース戦で先発するのは今季2度目。前回の対戦では、5回途中までを投げ4四球と制球に苦しみ4失点で、プロ入り後初となる甲子園での黒星を喫した。試合後には「短いイニングでマウンドを降りることになりチーム、中継ぎ陣に申し訳ないです」とコメントした濵口選手。リベンジがかかる試合では、低めを丁寧につく持ち味を生かした投球を見せたい。

 今日の試合で、勝率5割復帰を目指す阪神の先発は、ここまで4勝のJ.ガンケル選手。前回の登板では被安打3、失点1と抜群の安定感をみせて約1ヶ月ぶりの白星をマークした。そんなJ.ガンケル選手と濵口選手の投げ合いは通算2度目。最初の対戦は2020年10月10日の試合で、このときはチームが5対3で勝利を収めて、J.ガンケル選手に黒星をつけた。しかし、濵口選手も1回1/3で1失点という内容でマウンドを降りている。互いに結果を残せなかっただけに、2年ぶりの対決でどんな投球を見せてくれるかに注目が集まる。

 前半戦最後のゲームを白星で飾るためにも、打撃陣の活躍には期待が集まる。今季の打者別成績をみていくと、佐野恵太選手、宮﨑敏郎選手が打率3割以上をマーク。過去に首位打者のタイトルを獲得した2人が、2度目のタイトル獲得へしのぎを削っている状況は、チームにプラスに働いているに違いない。互いにケガで離脱した時期もあったが、調子を落とすことなく復帰後も活躍している姿は頼もしい限りだ。現在、リーグトップの打率を残す佐野選手は、2年ぶりの20本塁打まであと7本、一方の宮﨑選手は、通算1000安打まであと33本としているだけに、本日の一戦でも、それぞれ数字を積み重ねてほしい。その他では、今季4番としてチームを引っ張る牧秀悟選手の復調にも期待したい。

2022年6月18日 T-DB9回戦 T打線 vs. DB濵口遥大 打席結果

打順 位置 選手名 打数 安打 打点 1回 2回 3回 4回 5回
1 (左) 島田 3 0 0 二ゴ 左飛 ・・・ 二飛 ・・・
2 (遊) 中野 2 0 0 四球 ・・・ 左飛 二ゴ ・・・
3 (中) 近本 3 1 0 左安 ・・・ 二ゴ ・・・ 中飛
4 (右) 佐藤輝 2 1 2 左2② ・・・ 四球 ・・・ 左飛
5 (一) 大山 2 1 2 右飛 ・・・ 中本② ・・・ 四球
6 (三) 糸原 2 1 0 三ゴ ・・・ 右安 ・・・ 四球
7 (二) 山本 2 2 0 ・・・ 二安 右安 ・・・ ・・・
8 (捕) 梅野 2 0 0 ・・・ 空三振 二ゴ ・・・ ・・・
9 (投) 伊藤将 1 0 0 ・・・ 三犠打 ・・・ 二ゴ ・・・

DB 濵口遥大 vs. T J.ガンケル 先発対決

濵口遥大 年月日 球場 スコア J.ガンケル














1.1 3 1 3 2 1 - 20.10.10 甲子園 5-3 6 9 4 0 4 3
0勝0敗 6.75 通算成績 0勝1敗 4.50

DB打者 今季通算打撃成績

選手名 打率 打数 安打 本打 打点 四死 三振
佐野 恵太 .332 322 107 13 49 20 34
牧 秀悟 .280 300 84 17 59 36 54
桑原 将志 .253 261 66 2 17 27 56
宮﨑 敏郎 .315 260 82 5 24 25 21
大和 .253 194 49 0 15 6 33
嶺井 博希 .223 157 35 4 21 8 33
蝦名 達夫 .273 143 39 3 8 14 38
関根 大気 .261 142 37 0 10 5 20
楠本 泰史 .221 140 31 2 10 16 24
柴田 竜拓 .176 91 16 0 1 14 16
  • 90打数以上の選手のみ