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PREVIEW

プロ通算100試合目の登板を迎える濵口選手に注目!

横浜DeNAベイスターズ(39勝41敗2分) vs. 東京ヤクルトスワローズ(53勝30敗1分)
濵口 遥大(3勝3敗 防御率2.77) 予告先発 サイスニード(4勝2敗 防御率3.47)
横浜スタジアム 試合開始18:00

 昨夜は同点で迎えた9回裏、セ・リーグ打率トップの佐野恵太選手が見事なサヨナラにつながるツーベースヒットを放って、今季3度目のサヨナラ勝ち。横浜スタジアムでの連勝記録を今季最多の5に伸ばし、順位も再び3位浮上となった。この勢いで、今季初となる東京ヤクルトスワローズ戦の勝ち越しを狙いたい。その一戦で先発するのは、前回の登板で約1ヶ月半ぶりの白星を挙げた濵口遥大選手。7月の2戦はいずれも失点1以下と抜群の安定感を見せているだけに、期待が集まる。そんな濵口選手は本日の登板がプロ通算100試合目となる。プロ初登板は今から5年前の4月2日で、対戦相手は今日と同じ東京ヤクルトだった。このときの登板は、5回を投げ4失点(自責点2)で勝敗はつかなかった。その後の一戦でプロ初勝利を挙げた濵口選手は、ここまで99試合に登板し、34の白星を積み重ねてきた。そして迎える100試合目。プロ1年目以来となる2ケタ勝利を上げるためにも、節目の一戦で結果を残したい。

 東京ヤクルトの先発は、雨天中止などの影響で中14日での登板となるサイスニード選手。前回の登板は、7月2日の横浜DeNAベイスターズ戦で、今日と同じく濵口選手との投げ合いだった。この試合の両投手の投球内容を振り返ると、濵口選手が7回2/3で1失点、今季最多タイの7奪三振と好投。対するサイスニード選手も7回を投げ被安打5、失点1と濵口選手に負けないピッチングを見せた。サイスニード選手は今季ベイスターズ戦に2度登板して1勝0敗、防御率0点台と好投が続いている。前回の濵口選手との投げ合いを見ても、今日の一戦も緊迫した投手戦になることが予想される。そのため、打撃陣には先制点を奪って濵口選手を援護したい。

 7月は7勝3敗2分と、チーム状態は上向いており、打撃陣は7試合連続で先制点を奪うなど、いい流れを生み出している。その打線のなかで、プロ2年目ながら4番として君臨している牧秀悟選手の活躍は欠かせないだろう。6月は打撃に苦しんだが、7月に入ると徐々に調子を上げている印象が強い。そんな牧選手はホームラン、打点で、チームトップの数字を残している。ホームランについては、2年連続での20本塁打まであと3本と迫っており、前半戦での達成に期待が集まる。球団の歴史をみても、ルーキーイヤーから2年連続20本塁打達成者は0。過去ルーキーイヤーで20本塁打以上を記録したのは、牧選手を含め3人いるが、桑田武氏、村田修一氏のいずれも2年目は10本台と数字を伸ばせなかった。現時点で先輩2人を上回る牧選手なら、球団史に新たな1ページを刻んでくれるに違いない。

濵口遥大 節目の登板試合勝敗

試合数 年月日 相手 スコア 登板 勝敗
1 2017.4.2 東京ヤクルト 4⑩8 先発 -
10 6.6 楽天 9-1 先発
20 9.17 巨人 1-6 先発
30 2018.7.1 広島 1-15 先発
40 10.1 阪神 10-0 先発
50 2019.7.3 阪神 3⑪4 先発 -
60 2020.6.30 巨人 2-5 先発 -
70 9.12 中日 7-3 先発
80 2021.4.29 広島 5-3 先発
90 8.24 阪神 2-8 先発
100 2022.7.17 東京ヤクルト 先発
  • スコア左が横浜DeNA

DB濵口遥大 vs. Sサイスニード 先発全対決

濵口遥大 年月日 球場 スコア サイスニード
投回 被安 三振 四死 失点 自責 勝敗 勝敗 投回 被安 三振 四死 失点 自責
7.2 7 7 1 1 1 - 22.7.2 神宮 1⑩2x - 7 5 3 0 1 1
0勝0敗 1.17 通算成績 0勝0敗 1.29

球団歴代 ルーキーイヤーから2年連続2ケタ本塁打達成選手一覧

選手名 本塁打数 シーズン打撃成績 年度
桑田 武 31 125試合117安84点 率.269 1959
16 114試合118安67点 率.301 1960
村田 修一 25 104試合74安56点 率.224 2003
15 116試合79安38点 率.242 2004
牧 秀悟 22 137試合153安71点 率.314 2021
17 76試合81安59点 率.283 2022
  • 牧選手成績は2022年7月16日現在