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PREVIEW

過去負けなしの敵地でF.ロメロ選手が4勝目を狙う

中日ドラゴンズ(20勝20敗0分) vs. 横浜DeNAベイスターズ(15勝21敗0分)
松葉 貴大(1勝1敗 防御率0.89) 予告先発 F.ロメロ(3勝3敗 防御率4.72)
バンテリンドーム ナゴヤ 試合開始18:00

 昨夜は、先発の今永昇太選手が、被安打4、奪三振13と圧巻のピッチングを見せて完封勝ち。打線も先制、中押し、ダメ押しとつながりエースを援護した。いい形で連敗ストップとなっただけに、今日の試合でも勝利して、4カードぶりの勝ち越しを決めたい。そんな試合で先発するのは、ここまで3勝を挙げているF.ロメロ選手。前回登板では7回1失点で勝利投手となっている。そんなF.ロメロ選手は、バンテリンドームで3戦2勝といまだ負けなし。今季も3月29日の試合で8回無失点と中日ドラゴンズ打線を封じ込めた。今日の試合でも昨夜勝利の勢いと相性の良さを味方につけて、4勝目をマークしてもらたい。

 プロ2年目の昨季、キャリアハイの39試合に登板し中継ぎの一角として存在感を示した伊勢大夢選手。今季も開幕から不動のセットアッパーとして君臨し、ここまで18試合に投げ昨季を上回る8ホールドを記録している。しかも、18試合連続無失点と、中継ぎ勢では一番の安定感を誇る。そこで、過去の球団歴代無失点記録を振り返ってみると、トップは2011年に67試合に登板し、16ホールドを記録した篠原貴行氏の37試合連続だった。この記録はNPB歴代3位の記録ともなっている。その他では、日米通算381セーブを挙げた佐々木主浩氏が24試合連続、現在守護神を務める山﨑康晃選手が22試合という記録を持つ。磨きがかかったパワフルなストレートを武器に、相手打者を封じ込んでいる伊勢選手。今の勢いをキープして、連続無失点の記録をどこまで伸ばしてくれるか。今後も伊勢選手の投球から目が離せない。

 一昨年は1勝11敗と苦しんだバンテリンドームでの試合。昨季は5勝6敗1分負け越したが巻き返しを見せた。そして今季は、ここまで4連勝と負けていない。今日の試合で5連勝となれば、6連勝を記録した2001年以来の快挙となる。21年前に連勝した試合結果をみていくと、6連勝中3試合で完封勝利を収めていた。しかも投手陣の失点も2点以下と抜群の内容。今季の4連勝の内容をみても、3試合が完封勝ちと21年前に酷似するところもある。敵地で好成績を残すF.ロメロ選手が先発というのは連勝につながるプラス要素といえるだろう。あとは、今季の先発がすべて本拠地で、防御率0.89と安定したピッチングが続いている松葉貴大選手を打撃陣が攻略できるかがポイントになる。

F.ロメロ バンテリンドームでの全登板成績

日付 相手 スコア 登板 勝敗 投回 打者 投球 被安 被本 三振 四死 失点 自責
21.7.11 中日 5-5 先発 - 5.1 20 75 2 0 3 3 4 0
9.4 中日 3-1 先発 6 27 89 7 0 1 2 1 1
22.3.29 中日 4-0 先発 8 31 91 3 0 5 3 0 0
3試合2勝0敗 0.47 19.1 78 - 12 0 9 8 5 1
  • スコア左が横浜DeNA

球団歴代連続試合無失点記録(20試合以上)

試合数 選手名 達成日
37 篠原 貴行 11年7月3日対阪神~10月2日対東京ヤクルト
30 菊地 和正 12年5月30日対ソフトバンク~8月29日対阪神
24 佐々木 主浩 98年4月4日対阪神~6月30日対広島
22 山﨑 康晃 17年4月16日対東京ヤクルト~6月9日対西武
21 山口 俊 12年5月1日対東京ヤクルト~7月4日対巨人
20 木塚 敦志 07年4月22日対広島~6月5日対ソフトバンク
18 伊勢 大夢 21年3月25日対広島~継続中
  • 伊勢選手成績は5月17日現在

前回のバンテリンドーム5連勝以上

年月日 スコア 相手 YB先発 相手先発
2001.6.9 6-0 中日 小宮山 山本昌
6.1 1-0 中日 三浦 前田
7.18 5-1 中日 川村 野口
7.19 6-0 中日 バワーズ 山本昌
8.31 2-1 中日 小宮山 朝倉
9.1 4-2 中日 野村 野口
  • 6連勝、スコア左がベイスターズ
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