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沖縄で敗れた巨人に雪辱を誓うF.ロメロ選手が今季2勝目を狙う

横浜DeNAベイスターズ(9勝12敗0分) vs. 読売ジャイアンツ(18勝8敗0分)
F.ロメロ(1勝2敗 防御率6.35) 予告先発 戸郷 翔征(3勝1敗 防御率2.89)
横浜スタジアム 試合開始18:00

 4月24日の試合は、延長10回に牧秀悟選手のホームランで勝ち越すも直後に逆転を許して、今季2度目のサヨナラ負けとなった。現在3連敗中だが、本拠地で迎える首位・読売ジャイアンツとの3連戦で嫌なムードを変えてもらいたい。初戦で先発のマウンドに上がるのは、F.ロメロ選手。前回登板では2回4失点でマウンドを降りるも、勝敗はつかなかった。そんなF.ロメロ選手が巨人戦で先発するのは今季2度目。前回は4月12日の試合で登板し、3回6失点(自責点4)で黒星となった。このときの投球内容を見ると、立ち上がりから先頭バッターを塁に出すなど、流れを悪くしてしまった印象が強い。なかでも、吉川尚輝選手、A.ウォーカー選手には2安打を許しており、今日の試合で警戒する選手として挙げられるだろう。前回は本拠地での相性のよさを生かせなかったが、リベンジを誓う登板で、持ち味を存分に発揮するピッチングを見せてほしい。

 巨人の先発は、ここまでハーラートップタイの3勝をマークしている戸郷翔征選手。前回の登板では、今季最長となる8イニングを投げ、7安打を許すも失点は1と好投を見せた。また、前回F.ロメロ選手と投げあった4月12日の試合では、7回3失点で勝利投手となっている。そんな戸郷選手が、横浜スタジアムで登板するのは7度目。過去の成績をみると1勝2敗とひとつの負け越し。さらに、防御率も5点台とデータ的にみればいい数字は残っていない。前回の対戦で勝投手にはなったが、戸郷選手の被安打は9と打線が完全に抑えられたわけではない。3連敗中もすべての試合で8安打以上が生まれているだけに、チャンスで一本が出るかに注目したい。

 今季初となる横浜スタジアムでの巨人戦。そこで球団名が変更となった2012年からの本拠地での対巨人シーズン初戦の成績を見ると1勝9敗と負け越しており、現在3連敗中だ。分の悪いデータではあるが、これを一気に覆すような勝利を収めることができれば、今後の流れにも大きく影響するだけに期待したい。

2022年4月12日 G-DB1回戦 G打線 vs. DB F.ロメロ 打席結果

打順 位置 選手名 打数 安打 打点 1回 2回 3回
1 (二) 吉川 3 2 1 右安 中安① 二ゴ
2 (三) 若林 2 0 0 空三振 二ゴ ・・・
3 (右) ポランコ 2 1 0 中安 ・・・ 二ゴ
4 (遊) 坂本 2 1 0 遊ゴ失 ・・・ 右安
5 (中) 2 1 2 中飛 ・・・ 右本②
6 (一) 中島 1 0 0 遊ゴ ・・・ 死球
7 (左) ウォーカー 2 2 0 ・・・ 三安 右安
8 (捕) 大城 2 0 0 ・・・ 一併打 一ゴ
9 (投) 戸郷 2 1 2 ・・・ 一ゴ失 中安②

戸郷翔征 横浜スタジアムでの年度別投手成績

試合 先発 勝利 敗北 セーブ 投球回 被安 被本 三振 四死 失点 自責 防御率
2019 1 1 0 0 0 4.2 4 1 4 2 2 2 3.86
2020 2 2 0 2 0 10 16 3 8 2 11 11 9.90
2021 3 3 1 0 0 17 14 4 17 11 6 6 3.18
6 6 1 2 0 31.2 34 8 29 15 19 19 5.40

横浜DeNAベイスターズ 12年以降 横浜スタジアムでの巨人戦シーズン初戦戦績

年月日 スコア DB先発 G先発 年月日 スコア DB先発 G先発
12.4.13 0-6 ジオ 澤村 17.4.4 5-2 今永 菅野
13.4.3 8-10 ソト 杉内 18.4.19 5-0 吉川光
14.4.1 1⑩2 久保康 内海 19.4.5 2-3 今永 菅野
15.4.15 3-0 モスコーソ 杉内 20.7.17 1⑥2 井納 今村
16.3.29 2-6 今永 ポレダ 21.4.16 0-7 坂本 菅野
  • スコア左が横浜DeNA
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