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PREVIEW

石田選手が甲子園球場での6年ぶり先発勝利を狙う

阪神タイガース(1勝9敗0分) vs. 横浜DeNAベイスターズ(4勝5敗0分)
伊藤 将司(0勝1敗 防御率7.11) 予告先発 石田 健大(1勝0敗 防御率2.57)
阪神甲子園球場 試合開始18:00

 昨夜は、相手を上回る安打数も得点を奪えず、序盤の失点をひっくり返すことができずに黒星。それでもリリーフ陣が追加点を与えない踏ん張りを見せるなど、今日につながる内容もあった。そんななかで連敗ストップを託され、マウンドに上がるのは石田健大選手だ。前回登板では、7回4安打2失点と試合をつくり、先発としては3年ぶりの白星を挙げた。そんな石田選手が阪神甲子園球場で先発するのは、通算5試合目。成績は1勝1敗の五分で、白星は2016年9月2日の試合で挙げたものだ。このときは7回6安打2失点とクオリティースタートを記録。前回同様に持ち味を生かしたピッチングができれば、自身開幕2連勝も見えてくるに違いない。

 石田選手と阪神タイガース打撃陣の通算対戦成績を見ていくと、3打数以上対戦がある9人中6選手が打率3割以上を記録していた。なかでも、近本光司選手は5割、大山悠輔選手は4割を超える数字を残しており、石田選手にとっては苦手なイメージもあるだろう。特に近本選手は4試合連続マルチ安打と好調をキープ。トップバッターとして打線を引っ張る存在だけに、勢いを与えないようにしたい。プラス要素としては、昨季2打数ノーヒットに抑えていること。このデータを武器に、苦手意識を払拭するきっかけをみつけたいところだ。その他では、昨日今季第1号を放ち、チームの連敗ストップに貢献した佐藤輝明選手にも注意が必要だ。

 阪神の先発は、2年目の左腕・伊藤将司選手。今季最初の登板となった試合では、6回1/3を投げ6失点(自責点5)と試合をつくれず黒星を喫した。そんな伊藤将選手は、昨季横浜DeNAベイスターズ戦に6試合に先発し3勝1敗と結果を残した。初対決となった昨年4月の対戦ではプロ初完投も許している。9年連続阪神戦負け越しを防ぐためにも攻略しなければいけない投手だけに、今日の試合で打撃陣の奮起は不可欠となる。

石田健大 甲子園での全先発登板成績

日付 スコア 登板 勝敗 投回 打者 投球 被安 被本 三振 四死 失点 自責
16.9.2 5-3 先発 7 27 97 6 2 4 1 2 2
9.15 8-6 先発 -- 5.1 25 106 6 2 7 3 5 5
17.7.27 3-10 先発 6 24 111 4 1 4 2 3 3
9.9 1⑫2x 先発 -- 6 26 116 2 0 5 4 1 0
4試合 1勝1敗 防 3.70 24.1 102 -- 18 5 20 10 11 10
  • スコア左が横浜DeNA

T打者 vs. DB石田健大 通算打撃成績

選手名 打率 打数 安打 本打 打点 四死 三振
大山 悠輔 .438 16 7 0 3 0 5
糸井 嘉男 .333 12 4 1 5 1 2
梅野 隆太郎 .167 12 2 0 1 0 5
木浪 聖也 .000 11 0 0 0 1 3
坂本 誠志郎 .000 10 0 0 0 2 5
近本 光司 .500 10 5 0 1 0 1
糸原 健斗 .333 9 3 0 0 0 4
佐藤 輝明 .333 3 1 0 0 0 1
中野 拓夢 .333 3 1 0 0 0 0
  • 3打数以上の選手のみ

伊藤将司 横浜DeNA戦全登板成績

日付 球場 スコア 登板 勝敗 投回 打者 投球 被安 被本 三振 四死 失点 自責
21.4.24 甲子園 1-13 先発 9 32 124 7 0 5 1 1 1
5.8 横浜 1-4 先発 8 29 101 6 1 5 0 1 1
6.26 甲子園 3-1 先発 -- 5 21 88 6 0 4 3 0 0
8.18 東京D 2-5 先発 8 27 98 4 1 6 0 2 2
8.25 京セラD 10-2 先発 3 18 64 7 1 3 2 5 5
10.7 横浜 4-3 先発 -- 5 23 102 4 0 3 3 2 0
6試合 3勝1敗 2.13 38 150 -- 34 3 26 9 11 9
  • スコア左が横浜DeNA
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