PREVIEW
3年ぶり15度目の本拠地開幕戦での白星なるか
横浜DeNAベイスターズ(0勝0敗) | vs. | 広島東洋カープ(0勝0敗) |
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東 克樹(2021年-1勝2敗 防御率2.29) | 予告先発 | 大瀬良 大地(2021年-10勝5敗 防御率3.07) |
横浜スタジアム 試合開始18:30 |
3年ぶりに延長戦が復活するなど、ここ2年とは違う戦いが見られる2022年シーズンがいよいよ開幕する。チームは、「横浜反撃」をスローガンに掲げ、昨年の屈辱を晴らす1年となるだけに、開幕戦を白星で飾り勢いをつけたところだ。本拠地で開幕戦を迎えるのは2年ぶり27回目。過去の成績を見ると14勝12敗と勝ち越している。一方で、本拠地開幕で広島東洋カープと対戦した際の成績は3戦1勝2敗。昨季大きく負け越した相手でもあり、開幕戦勝利はもちろん、カード勝ち越しで負のイメージを払拭したい。
昨年の開幕戦では、移籍1年目の田中俊太選手が、古巣相手に活躍し開幕戦でのセ・リーグ新記録となる6打点をマークした。今季の開幕戦ではどんな記録が生まれるかも注目したい。そこで、過去の開幕戦記録を見ていくと、チーム得点は1977年の15得点が最多。この年は21安打という最多安打記録も樹立している。また個人記録をみると、1979年に平松政次氏が記録した14奪三振などがあった。平松氏の記録には、プロ5年目で初の大役を任された東克樹投手が挑むことになる。昨季ケガから復活を果たし、今季オープン戦でも好投しただけに、記録更新への期待は高まる。
オープン戦で12球団トップのチーム打率.273をマークした打撃陣。この勢いをシーズン中も継続してもらいたい。そんな打線の中で注目したいのが、プロ2年目の牧秀悟選手。昨年のルーキーイヤーでは、新人史上初のサイクルヒット、史上4人目となるプロ1年目で3割20本塁打、リーグ新人記録の35二塁打などを達成し、新人特別賞を受賞した。今季はオープン戦から好調をキープし、打率.395を記録。ホームランはなかったが終盤に4試合連続で打点を挙げるなど、持ち前の勝負強さを発揮し、2年目のジンクスとは無縁と思える活躍を見せた。三浦大輔監督も牧選手の活躍を高評価し、3月上旬には開幕4番で起用することを明言。プロ2年目での開幕4番は、1960年の桑田武氏以来62年ぶりの快挙となる。打撃陣ではT.オースティン選手、N.ソト選手の両外国人選手がケガで出遅れるアクシデントもあった。しかし、好調な若き4番が存在感を発揮してくれれば、打撃陣の不安要素を払拭できるに違いない。
年月日 | 相手 | スコア | DB先発 | 年月日 | 相手 | スコア | DB先発 | ||
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1950/03/10 | 国鉄 | ◯ | 2-0 | 今西 | 1986/04/04 | 阪神 | ◯ | 8-7 | 遠藤 |
1952/03/25 | 阪神 | ◯ | 4-2 | 高野 | 1991/04/06 | 阪神 | ◯ | 4x⑪3 | 中山 |
1954/04/03 | 阪神 | ◯ | 9-2 | 権藤 | 1998/04/03 | 阪神 | ◯ | 8-0 | 川村 |
1958/04/05 | 阪神 | ● | 6-7 | 大石 | 1999/04/02 | ヤクルト | ● | 5-10 | 三浦 |
1961/04/08 | 広島 | ◯ | 8-7 | 秋山 | 2000/03/31 | 阪神 | ◯ | 7x⑪6 | 川村 |
1963/04/13 | 広島 | ● | 1-4 | 稲川 | 2001/03/30 | ヤクルト | ● | 4-6 | 小宮山 |
1965/04/10 | 国鉄 | ◯ | 1x⑬0 | 稲川 | 2003/03/28 | 阪神 | ◯ | 4-2 | 吉見 |
1970/04/12 | 広島 | ● | 2-3 | 平松 | 2006/03/31 | 巨人 | ● | 2-12 | 三浦 |
1971/04/10 | ヤクルト | ● | 1-2 | 平松 | 2007/03/30 | 巨人 | ● | 2-3 | 三浦 |
1980/04/05 | 巨人 | ◯ | 4x-3 | 平松 | 2011/04/12 | 中日 | ◯ | 5x-4 | 山本 |
1981/04/07 | 巨人 | ● | 1-2 | 斉藤明 | 2018/03/30 | ヤクルト | ● | 3-7 | 石田 |
1982/04/03 | 阪神 | ◯ | 3x-2 | 斉藤明 | 2019/03/29 | 中日 | ◯ | 8-1 | 今永 |
1984/04/06 | ヤクルト | ● | 3-9 | 遠藤 | 2020/06/19 | 広島 | ● | 1-5 | 今永 |
通算:26試合14勝12敗 |
最多得点 | 15 | 1977 |
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最多失点 | 12 | 2006 |
最多安打 | 21 | 1977 |
最少安打 | 2 | 1957,59,76 |
最多本塁打 | 5 | 1979 |
最多盗塁 | 3 | 1961,80 |
最多安打 | 4 | 松原誠 | 1977 |
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高木嘉一 | 1977 | ||
横谷彰将 | 1990 | ||
レイノルズ | 1991,92 | ||
吉村裕基 | 2011 | ||
最多本塁打 | 3 | 田代富雄 | 1979 |
最多打点 | 6 | 田中俊太 | 2021 |
最多盗塁 | 2 | 高木豊 | 1984 |
屋鋪要 | 1987 | ||
最多奪三振 | 14 | 平松政次 | 1979 |
順 | (守備) | 選手名 | 打 | 安 | 点 |
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1 | (遊) | 麻生 実男 | 2 | 1 | 0 |
2 | (一) | 近藤 和彦 | 4 | 3 | 2 |
3 | (左) | 若生 照元 | 0 | 0 | 0 |
4 | (三) | 桑田 武 | 4 | 0 | 0 |
5 | (中) | 秋山 登 | 0 | 0 | 0 |
6 | (右) | 黒木 基康 | 3 | 1 | 1 |
7 | (二) | 芝野 忠男 | 1 | 0 | 0 |
8 | (捕) | 土井 淳 | 2 | 0 | 0 |
9 | (投) | 幸田 優 | 1 | 0 | 0 |