試合速報

昨日は、投打が噛み合い球団記録となる横浜スタジアム12連勝を決めた横浜DeNAベイスターズ。勢いのままカード勝ち越しを決めたい今日の試合は、3回に、坂本のタイムリー、中田のタイムリーツーベースなどで3点を失う…。それでも5回、桑原の2点タイムリー、楠本の絶妙なスクイズで同点に追いつく！さらに6回にソトの2ランで勝ち越しに成功すると、8回に宮崎の2ランで7-3と大きく突き放す！9回はエスコバーがピシャリと抑え試合終了！横浜スタジアム13連勝と記録を伸ばした！

先発のマウンドには濱口が上がる。吉川をセンターフライに打ち取ると、坂本をライトフライ、丸をセンターフライに仕留め三者凡退と上々の立ち上がり！2回、中田をセンターフライ、ポランコをファーストゴロに打ち取ると、岡本和から空振り三振を奪いこの回も三者凡退！

ところが3回、先頭・大城にヒット、重信に四球を与えると、1死後、吉川の内野安打で満塁のピンチを背負う…。ここを切り抜けたい濱口だったが、坂本のタイムリー、丸のセカンドゴロの間にさらに追加点…。さらに中田にもタイムリーツーベースを打たれ0-3と3点を追いかける展開に…。

反撃したい横浜DeNA打線だったが、巨人先発・メルセデスを捕らえることができない…。田代コーチは、「ストレートに力強さを感じる。最近の投球内容があまり良くなく、何とかしようとマウンドに立っていると思うので、早い段階で得点を奪いリズムに乗せないようにしたい」と、メルセデス攻略の糸口を探る。

4回の濱口、1死から大城にヒットを許すも、重信をセカンドゴロ、メルセデスをセンターフライに打ち取る！5回は、先頭・吉川にヒット、坂本の進塁打などで1死3塁のピンチを迎える…。それでも、丸を空振り三振、中田をセンターフライに抑えピンチを脱出！濱口はこの回で降板。濱口は、「ブルペンではあまり良くなかったですが、試合に入ってから修正できたことは良かったです。しかし、複数失点のイニングを作ってしまい、チームの流れを悪くすることは避けたかったです。ポイントとして重信選手への四球、中田選手のタイムリーです。早いイニングで降板することになってしまったので、次回は取り返す投球をしたいと思います。ベンチに戻り必死に応援します！」と、今日の投球内容を振り返る。

するとその裏、横浜DeNA打線がメルセデスを攻める！先頭・ソト、柴田の連打、1死後、嶺井のヒットで満塁のチャンス！このチャンスで絶好調・桑原がセンターへの2点タイムリー！さらに、楠本が絶妙なスクイズを決め3-3と同点に追いつく！

6回のマウンドに上がるのは平田。ポランコをサードファウルフライ、岡本和から空振り三振を奪うと、大城をライトフライに抑え三者凡退の好リリーフ！その裏、先頭・牧がセカンド・吉川のエラーで出塁すると、1死後、ソトが巨人2番手・赤星の甘く入ったカーブをとらえた！鋭い打球はレフトスタンドへ突き刺さる2ランで5-3と勝ち越しに成功！ソトは、「『スゴーーイ！カンペキ！(日本語)』ストライクにきたボールをしっかりとらえることを意識していました。ストレートを狙っていましたが、カーブに対してうまく反応することができました」と、勝ち越しの一発を振り返る。

7回は入江。重信をセカンドゴロ、代打・ウォーカーを見逃し三振、吉川をセカンドゴロに仕留め三者凡退！8回は、坂本、丸、中田の中軸を力強いピッチングで三者凡退に斬って取る好投を見せる！

その裏、横浜DeNA打線の勢いは止まらない！佐野がヒットを放つと、1死後、宮崎が巨人3番手・井上の高めのストレートをとらえた！大きな打球はレフトスタンド中段へ飛び込む2ランで7-3とダメ押しの一発を放つ！

9回のマウンドを託されたのはエスコバー。ポランコをセカンドゴロ、岡本和をセカンドフライに打ち取ると、代打・石川をライトフライでピシャリと抑え試合終了！

明日の予告先発はロメロ。7月10日の巨人戦では、勝敗はつかなかったものの、5回0/3を3失点と試合を作るピッチングを見せた。明日もチームの勝利のために全力投球を誓う！
VICTORY‼