試合速報

昨日はわずか1点が届かずカード2連敗を喫した横浜DeNAベイスターズ。同一カード3連敗は何としても避けたい今日の試合は、5回に宮崎のソロ、佐野の2点タイムリーツーベースで３点を先制！ところがその裏、代打・廣岡に一発を浴びると、7回にも丸にソロを許し3-2と1点差に…。最少得点差のまま迎えた9回2死2塁の場面で伊勢が大城にタイムリーツーベースを放たれ同点に追いつかれてしまう…。それでも、続くピンチは何とか踏ん張り3-3の同点で試合終了。3連敗は免れたものの最後に失点を喫してしまい引き分けとなってしまった。

先発のマウンドに上がるのは今季巨人戦初勝利を狙う今永。立ち上がり、1死から、若林に四球を与えるも、坂本を空振り三振、岡本和をサードゴロに仕留める！2回は、ウィーラー、丸、北村を3者三振に仕留める完璧なピッチングを見せる！

今永に先制点をプレゼントしたい横浜DeNA打線だったが、巨人先発・戸郷を捕らえることができない…。嶋村コーチは、「フォークがいい高さから落ちている。低めのボール球に手を出さず、カウントを取りにくるボールを打ち損じることなくとらえること。また、追い込まれてもファールで粘り、球数を投げさせることも大事になると思う。相手より先に点を奪い、今永を援護したい」と、戸郷攻略のアドバイスを送る。

3回、今永は小林、戸郷を三振に仕留め、前のイニングから合わせて5者連続の空振り三振を奪う！続く松原はセカンド・牧の後逸で出塁を許すも牽制で刺し、この回を結果3人で終える！4回は、2死から、岡本和に四球、ウィーラーにヒットを許し1・2塁のピンチを背負う…。それでも、丸を空振り三振に斬りピンチを乗り越える！

すると5回、ついに横浜DeNA打線が戸郷を捕らえ均衡を破る！先頭・宮崎が戸郷の内角のストレートをとらえた！鋭い打球はレフトスタンドへ突き刺さるソロで先制点を奪う！「打ったのはストレートです。インコースのボールに上手く反応することができました。イニングの先頭だったので、とにかく塁に出ることを意識していました。今永が頑張っていたので、援護することができうれしいです」と、先制の一発を振り返った。
さらにソト、柴田の連打、1死後、今永が四球を選び満塁のチャンス！2死後、このチャンスで主将・佐野がセンターへの2点タイムリーツーベースを放ち3-0!!3点のリードを築く！

ところがその裏、今永は2死から代打・廣岡にソロホームランを浴び1点を返されてしまう…。それでも6回、上位打線を三者凡退に斬って取り流れを渡さない！7回のマウンドにも上がった今永は、1死から丸に高めのカットボールをとらえられソロを浴び3-2と点差は1点差に…。今永はここで降板。「7回2失点ではありましたが、中継ぎ陣のことを考えたら次のイニングまで投げられる球数にしたかったです。慎重に攻めていって三振を取れましたが、フルカウントにしてしまうことが多く無駄な球数が多くなってしまいました。失点した後に次の得点を与えなかったことは良かったです」と、投球内容を振り返った。

8回のマウンドに上がるのはエスコバー。1死から松原に内野安打を許すと、若林に送りバントを決められ2死2塁と一打同点のピンチを迎える…。是が非でも抑えたいエスコバーは、続く坂本を外角高めのストレートでショートフライに打ち取り0で抑える！

最終回のマウンドを託されたのは伊勢。ところが先頭・岡本に四球を与えると、代走・増田大に盗塁を決められ無死2塁と得点圏に走者を背負ってしまう…。緊迫した場面で代打・亀井を空振り三振、丸をライトフライに打ち取り2死を奪うも、代打・大城にチェンジアップをとらえられライトへのタイムリーツーベースを放たれ土壇場最終回で同点に追いつかれてしまう…。続く代打・中島を申告敬遠、さらに代打・八百板に死球を与えてしまい2死満塁と気の抜けない展開が続く…。ここで1番・松原を迎え1ボール2ストライクから投じた4球目渾身のストレートで空振り三振を奪い試合終了。3点を先制するも、追いつかれてしまい悔しい引き分けとなった…。

明後日から本拠地・横浜スタジアムで阪神を迎えての3連戦。シーズン終盤戦、チーム一丸となって横浜スタジアムのファンに勝利を届ける！