試合速報

今日からホーム・横浜スタジアムに巨人を迎えての3連戦。カード初戦を勝ち取りたい今日の試合は、初回に先発・大貫が先制を許すも、直後にオースティンが同点ソロを放ち、すかさず追いつく！4回にスモークに勝ち越しソロを浴びてしまうも、打線は5回にオースティンのタイムリーで再び同点に追いつく！しかし最終回に三嶋が巨人打線に捕らえられ、2-4と接戦を制することができなかった…。

今日の先発は大貫。立ち上がり、いきなり巨人打線が大貫に襲い掛かる…。梶谷にツーベースを浴びると、続くウィーラーにライトへの先制タイムリーツーベースを許してしまう…。それでも、丸、岡本を外野フライに打ち取ると、スモークを見逃し三振に斬って取り、最少失点でこの回を切り抜ける！するとその裏、オースティンが相手先発・戸郷を捕らえる！初球、甘く入ったストレートを見逃さず完璧にとらえた！打球はぐんぐん伸び、レフトスタンド中段に突き刺さる同点弾!!会心の一打を放ったオースティンは、「打ったのはストレートです。いいスイングができました。少し打球が上がりすぎたかなと思いましたが、スタンドに入ってくれて良かったです」と、コメント。

2回、大貫は1死から吉川を四球で歩かすと、大城に進塁打を許し、2死2塁と得点圏に走者を背負ってしまう…。しかし、戸郷を空振り三振に斬って取り、得点は許さない！3回は、梶谷、ウィーラー、丸を空振り三振に仕留め、前のイニングから4者連続の空振り三振を奪う！木塚コーチは、「大貫本来の低めでゴロを打たせる投球は、まだできていないが強いボールは投げられているように感じる。低めのボールで打ち取りリズムを掴むこと、各打者の入り球に気をつけてアウトを一つひとつ積み重ねていってほしい」と、大貫にエールを送る。

ところが4回、大貫は1死からスモークに低めのスプリットをとらえられ、右中間スタンドへの勝ち越しソロを浴びてしまう…。5回は、先頭・梶谷にツーベースを許し無死2塁とピンチを迎えると、ウィーラーをセカンドゴロに打ち取るも進塁打となり、走者を3塁に背負ってしまう…。それでも、丸をファーストゴロ、岡本和を空振り三振に抑え、追加点は与えない!!その裏、横浜DeNA打線が戸郷に襲い掛かる！先頭・桑原が四球で出塁すると、続く田中俊が送りバントを決め、同点の走者を2塁へ進める！打席には今日ホームランを放っているオースティン！初球を振り抜きレフトへの同点タイムリーを放つ!!

6回、大貫はスモークをライトフライ、若林をショートフライに打ち取ると、若林をファーストゴロに仕留め、三者凡退に抑える！大貫は、「立ち上がり簡単に得点を与えてしまったことが一番の反省点です。前回、前々回と悔しい登板が続いていたので、今日は最低限、試合を作れたので良かったと思います。次回登板も今日のような投球を継続し信頼を取り戻したいです」と、投球内容を振り返った。

7回は2番手・エスコバーにスイッチ。大城をファーストゴロに打ち取ると、代打・廣岡を空振り三振、梶谷をピッチャーゴロに仕留め、三者凡退の好リリーフを見せる！8回、ベンチはマウンドに山崎康を送る。先頭・ウィーラーにヒットを許すも、丸をファーストライナーに打ち取る！1塁を飛び出した代走・増田大が帰塁できずダブルプレイに仕留め2死を奪う！続く岡本和はセカンドフライに抑え、巨人打線を寄せ付けない！

ところが9回、三嶋が巨人打線に捕まってしまう…。スモークから見逃し三振を奪うも、後続の若林、吉川に2者連続のソロホームランを浴び2-4と最終回で勝ち越しを許してしまう…。その裏、追いつき追い越したい横浜DeNA打線だったが、相手抑え・中川を打ち崩すことができず試合終了…。チャンスであと一本が出ず、カード初戦を落としてしまった…。

明日の予告先発は濱口。5月5日の中日戦では、6回無失点で勝利投手となっている！明日は、自身2連勝中の左腕がファンの声援を背に勝利を掴む！