試合速報

昨日は今季ワースト13失点で敗戦を喫してしまった横浜DeNAベイスターズ。カード勝ち越しがかかる今日の試合、2回に佐藤輝にツーランを浴びるが、4回にオースティン、佐野のタイムリーで同点に追いつく！その後は両チーム点を取り合い3-4で迎えた7回、再びオースティン、佐野の活躍でリードを奪う！しかし、直後に中継ぎ陣が捕まり5-7と再逆転されてしまい、そのまま試合終了…。シーソーゲームをものにすることはできなかった…。

今日の先発は今季2勝目を狙う阪口。近本、糸原を連続で内野ゴロ、マルテに出塁を許すも、大山をサードゴロに仕留める上々の立ち上がり！ところが2回、サンズを四球で歩かせると、続く佐藤輝に高めに抜けたカーブをとらえられてしまった…。ライトスタンドへの2ランホームランで先制点を奪われてしまう…。3回、阪口は、先頭の糸原にセンターへのヒットを許すなど1死2塁と得点圏に走者を背負うが、大山を見逃し三振、サンズをセカンドライナーに打ち取りこれ以上の得点を与えない！

直後の4回、横浜DeNA打線が阪神先発・ガンケルを捕らえる！乙坂、倉本の連打で無死1・2塁のチャンス作ると、オースティンが内角のストレートをレフトへ運びタイムリー！1点を返す！タイムリーを放ったオースティンは、「打ったのはツーシームです。しっかりと強い打球を打とうと繋ぐ気持ちで打席に入りました。いい手応えだったし、最近なかなか点が取れてなかったから、結果が出せて嬉しいよ」 と納得のコメント！さらに4番・佐野もこれに続く！変化球を巧く拾った打球はライトへのタイムリー！4連打で一気に試合を振り出しに戻す!!佐野は「打ったのはフォークです。良い形で回ってきたので後ろに繋ぐ気持ちで打席に向かいました。追い込まれていましたが、なんとか食らいつくことができました。次の打席も頑張ります」と同点となる一打を振り返った。さらに続く5回、1死から乙坂が今日2本目のヒットを放つと、2死後、オースティンも四球で出塁し1・2塁のチャンス！ここで佐野がライトへのヒットを放つと2塁走者・乙坂が本塁生還！佐野は「打ったのはフォークです。良い形で回ってきたので後ろに繋ぐ気持ちで打席に向かいました。追い込まれていましたが、なんとか食らいつくことができました。次の打席も頑張ります」と2打席連続のタイムリーとなった一打を振り返った。

このまま試合の主導権を握りたい横浜DeNAだったがその裏、無死からガンケルにセンターへのツーベースを放たれるなど1死3塁のピンチ…。ここを踏ん張りたい阪口だったが、糸原の打席でワイルドピッチ…。同点に追いつかれてしまう…。さらに糸原にツーベース、陽川に四球を与え1・2塁としてしまうとここで阪口は降板。「ブルペンから調子は悪くなかったのですが、先制点を与えてしまい、点を返してもらったのにも関わらず、すぐ追加点を与えてしまったことが反省点です。走者を残して降板してしまい申し訳ないです。次回登板では冷静に状況を判断して投げられるよう準備したいと思います」と今日の投球内容を振り返った。2番手のマウンドにはエスコバーが上がる。エスコバーは大山をライトフライに打ち取り2死を奪う！続くサンズも渾身のストレートで詰まらせるも、マウンド付近に上がったこの打球をファースト・田中俊が落球…。再びリードを許してしまう…。

リードを奪い返したい横浜DeNAは7回。この回先頭の乙坂が阪神2番手・岩貞から四球で出塁。2番・倉本はライトへのヒットで続き無死1・2塁のチャンス！打席には先程タイムリーを放っているオースティン！オースティンは岩貞のストレートを弾き返し、ライトオーバーのタイムリーツーベース!!4-4と同点に追いついた！なおも2・３塁とチャンスの場面で、続く佐野はレフトへの犠牲フライを放ち、再び逆転に成功！

このリードを守り抜きたい横浜DeNAは7回裏、マウンドに砂田を送る。砂田は近本にライトへのヒットを浴びるなど無死1・2塁のピンチを迎える。ここで砂田から平田にスイッチ。ピンチを凌ぎたい平田だったが、陽川に送りバントを決められ1死2・3塁とすると、大山に犠牲フライを浴び同点…。さらにサンズに低めのストレートをとらえられセンターへの2ランホームランを浴び、またもやリードを許してしまう…。

追いつき追い越したい横浜DeNAは8回表、牧が阪神の3番手・岩崎からヒットを放つなど1死1・2塁のチャンスを作るも後続が続かず…。9回表も阪神守護神・スアレスからオースティン、佐野の連打などで1死2・3塁とするが、宮崎は空振り三振、牧もサードゴロに倒れ、試合終了…。接戦を落とし、カード勝ち越しを飾ることはできなかった…。

火曜日からは敵地・マツダスタジアムで広島東洋カープとの3連戦。今季初のマツダスタジアムでの3連戦でカード勝ち越しを目指す！