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PREVIEW

好投が続く投手陣いい流れを坂本選手が引き継げるか

横浜DeNAベイスターズ(8勝9敗0分) vs. 阪神タイガース(3勝18敗1分)
坂本 裕哉(0勝1敗 防御率5.25) 予告先発 齋藤 友貴哉(0勝1敗 防御率7.36)
横浜スタジアム 試合開始18:00

 緊迫した投手戦となった昨夜は、延長10回裏にN.ソト選手が一発を放ち今季初のサヨナラ勝利。いい流れのまま勝率5割復帰がかかる今日の試合に挑めるはずだ。そんな試合で先発するのは、今季3度目の登板となる坂本裕哉選手。前回の登板では、初回からランナーを背負う苦しいピッチングとなり5回3失点で黒星を喫した。そんな坂本選手が阪神タイガース戦で登板するのは8度目。過去の成績は3勝2敗と一つ勝ち越している。一方で防御率は5点台後半と結果は出ていない。昨年、黒星を喫した試合を見てみると、いずれも序盤に失点し試合をつくれなかった。前回登板でも序盤に先制点を許し反省を口にした坂本選手。チームの連勝を伸ばすためにも、立ち上がりに注意して先に点を許さないピッチングを見せてもらいたい。

 坂本選手と、阪神打線の打者別通算対戦成績を振り返ってみると、打率3割以上を記録している選手が5人いた。その中でも注意したいのが、大山悠輔選手と佐藤輝明選手だろう。特に大山選手には、昨季黒星をつけられた試合で打たれている。なかでも昨年10月5日の試合では2打数2安打2打点、1本塁打を許し降板するきっかけをつくられてしまった。このカードではまだノーヒットの大山選手だが、打撃復調のきっかけを与えないためにも、坂本選手には苦手意識を払拭してもらいたい。また、佐藤選手にはまだ本塁打を許していないが、現在セ・リーグのホームランランキングトップタイに君臨するパワーの持ち主なだけに、一発には要警戒だ。

 その他では、ここ数試合は、3番に入っている近本光司選手にも慎重な攻めが必要になる。過去5試合で18打数2安打と本調子とは呼べない状況が続いているが、坂本選手との対戦成績では4割近い打率を残している。いずれの打者も打線に勢いをつける存在なだけに注意したい。

 今季初の本拠地でのカード全勝がかかる一戦。今日勝利すれば、2007年以来15年ぶりに横浜スタジアムでの阪神戦でカード全勝を決めることになる。そのときの試合内容を振り返ってみると、初戦が先制点は許すも8回に逆転し5対4で勝利。続く2戦目は延長10回でのサヨナラ勝ち。いずれも1点差ゲームをものにして、3戦目では打線が6得点と投手陣を援護して3連勝を決めている。この内容を見てもわかるように、初戦、2戦目は今回と同じ流れになっている。偶然の一致かもしれないが、このデータはチームのいい流れを呼び込んでくれるに違いない。15年前の再現を目指すためには、昨日今季最小の4安打に終わった打線の奮起が期待される。注目は、サヨナラ弾を放ったN.ソト選手をはじめ、一軍復帰を果たした牧秀悟選手だ。

坂本裕哉 阪神戦年度別投手成績

試合 先発 勝利 敗北 セーブ 投球回 被安 被本 三振 四死 失点 自責 防御率
2020 2 2 0 0 0 10 12 4 5 2 9 9 8.10
2021 5 5 3 2 0 26 23 4 18 6 14 14 4.85
7 7 3 2 0 36 35 8 23 8 23 23 5.75

T打者 vs. DB坂本裕哉 通算打撃成績

選手名 打率 打数 安打 本打 打点 四死 三振
近本 光司 .389 18 7 2 3 1 1
大山 悠輔 .375 16 6 4 9 1 2
糸原 健斗 .133 15 2 0 0 1 2
中野 拓夢 .200 10 2 0 2 0 1
佐藤 輝明 .444 9 4 0 3 0 2
梅野 隆太郎 .000 8 0 0 0 0 2
坂本 誠志郎 .286 7 2 0 0 0 1
ロハス・ジュニア .333 3 1 0 1 1 1
糸井 嘉男 .500 2 1 0 0 0 0
小野寺 暖 - 0 0 0 0 1 0

前回の横浜スタジアムでの阪神戦カード3連勝

年月日 スコア 球場 DB先発 T先発
2007.9.24 5-4 横浜 能見
9.25 4x⑩3 横浜 吉見 下柳
9.26 6-1 横浜 工藤 ボーグルゾン
  • スコア左が横浜DeNA
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