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PREVIEW

F.ロメロ選手が初の交流戦で来日初勝利をつかめるか

横浜DeNAベイスターズ(13勝30敗6分) vs. オリックス・バファローズ(19勝23敗7分)
F.ロメロ(0勝2敗 防御率5.25) 予告先発 張 奕(2020年-2勝4敗 防御率4.31)
横浜スタジアム 試合開始17:45

 昨夜は、投手陣がオリックス・バファローズ打線につかまり今季ワーストの14失点で黒星。その一方で、打線は3試合連続で5得点以上と意地を見せてくれた。6カードぶりの勝ち越しのためにも、先発投手が試合をつくれるかが今日のポイントになりそうだ。その役割を担うのは、来日初勝利を目指すF.ロメロ選手。前回は4回途中2失点(自責点1)でマウンドを降りたが、来日後最多の5奪三振と自身の特徴を見せつけた。球団名が変更となった2012年以降、外国人投手が交流戦初先発となったケースは6試合で成績は2勝3敗。しかし本拠地に限れば2勝1敗と勝ち越しているだけに、F.ロメロ選手もこのデータを味方に勝利を目指したい。

 対するオリックスの先発は、今季初登板初先発で、チームとしても初対決となる張奕選手。そこで、ここまでの打者別対右投手通算成績を見ていくと、40打数以上の9人のなかで佐野恵太選手、T.オースティン選手が打率3割以上をマークしていた。昨夜、猛打賞の活躍を見せた2人。特にT.オースティン選手は、4番に抜擢された翌試合から5試合連続安打中と結果を残している。また7本塁打中5本が本拠地で記録したもので、今季2度目の2試合連続アーチにも期待したい。その他では、対右投手からの本塁打、打点でチームトップの成績を残すルーキー・牧秀悟選手の打撃にも注目だ。

 今季5度目のカード勝ち越しがかかる本日が、50試合目となる。そこで過去5年の50試合終了時成績を見ると、5割以上の成績を残したのは、2018年、2020年の2回。データ的にはチームにマイナスのイメージだが、2017年、2019年は50試合終了時に5割以下でも最終成績で5割以上を記録しAクラス入りを果たした。中盤戦以降の巻き返しへ向けても、節目の一戦で勝利を収めて浮上のきっかけをつかんでほしい。

2012年以降 DB外国人投手の交流戦初先発時の登板成績

年月日 先発 相手 球場 スコア 勝敗 投回 打者 球数 被安 被本 三振 四死 失点 自責
12.5.31 M.ブランドン ソフトバンク 北九州 2-2 - 7 25 81 5 0 6 1 0 0
14.5.24 G.モスコーソ 日本ハム 札幌D 0-8 3 16 79 6 1 4 1 5 5
17.6.2 P.クライン ソフトバンク 横浜 4-6 6 29 99 5 0 4 4 6 4
18.5.29 J.ウィーランド 楽天 横浜 9-2 7.2 33 119 8 0 9 3 2 2
18.6.13 E.バリオス ロッテ ZOZO 1-6 5 24 85 7 0 1 2 4 3
21.5.25 M.ピープルズ オリックス 横浜 10-3 7 27 98 6 0 5 2 1 1
  • スコア左が横浜DeNA

DB打者 対右投手今季通算打撃成績

選手名 打率 打数 安打 本打 打点 四死 三振
牧 秀悟 .248 133 33 6 20 10 33
宮﨑 敏郎 .273 128 35 4 15 11 15
佐野 恵太 .320 125 40 4 10 18 17
桑原 将志 .268 97 26 2 8 8 14
T.オースティン .351 77 27 4 10 14 22
N.ソト .247 77 19 3 10 7 19
関根 大気 .227 66 15 1 2 5 10
神里 和毅 .137 51 7 1 4 2 22
大和 .217 46 10 1 6 2 5
  • 40打数以上の選手のみ

過去5年の開幕50試合終了時点の成績とシーズン最終成績

年度 開幕50試合終了時点成績 シーズン最終成績
勝率 順位 勝率 順位
2016 23 24 3 0.489 69 71 3 .493
2017 23 25 2 .479 73 65 5 .529
2018 24 24 2 .500 67 74 2 .475
2019 22 28 0 0.44 71 69 3 .507
2020 25 23 2 .521 56 58 6 .491
2021 13 30 6 .302 ?
  • 2021年は49試合終了時点の成績
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