Icon SNS SNS

toggle menu toggle menu toggle menu

MENU

PREVIEW

牧選手が球団新人初5試合連続マルチ安打達成なるか

横浜DeNAベイスターズ(0勝4敗2分) vs. 広島東洋カープ(3勝2敗1分)
濵口 遥大(0勝0敗 防御率15.00) 予告先発 大瀬良 大地(0勝0敗 防御率2.45)
横浜スタジアム 試合開始17:45

 昨夜は、今季最多の15安打11得点と打線爆発も、投手陣が崩れて痛み分け。そんな中でも球団史上初、一塁での新人開幕スタメンという偉業を成し遂げた牧秀悟選手の勢いが止まらない。開幕2戦目にプロ初安打を放つと、続く3戦目から昨日まで2度の猛打賞を含む4試合連続マルチ安打を記録している。昨日の試合でも史上初のルーキーサイクルヒット達成まであと一歩に迫るなど、首脳陣、そしてファンの期待に応える活躍を見せた。そんな牧選手が今日の試合でマルチヒットを記録すれば、球団新人としては初の快挙。80年以上のプロ野球の歴史の中でも、新人で5試合連続マルチ安打を記録したのは6人のみ。しかもうち3人が新人王に輝いている。プロ野球人生で一度だけ獲得のチャンスが訪れる個人タイトル獲得のためにも、記録達成で勢いをつけたい。

 今日からは、開幕2カードを終えて貯金1の3位・広島東洋カープとの3連戦がスタート。昨季の対広島は、14勝8敗2分と大きく勝ち越している。今季も初対決で勝利を収めれば、相性の良さを継続できるに違いない。そこで横浜DeNAベイスターズ打撃陣の昨季広島戦の成績を振り返ると、5人の選手が打率.350以上をマークしていた。なかでも、昨日3打点と活躍した宮﨑敏郎選手は、50打数以上対戦したなかで打点、本塁打の数字がチームトップだった。今日の試合でも勝負強さを見せつけて、今季初の2試合連続打点をマークしてほしい。その他では、昨日猛打賞の佐野恵太選手、相手先発・大瀬良大地選手との昨季対戦成績が3打数2安打と相性のいい柴田竜拓選手に期待だ。

 今季の初勝利をつかむためにも、投手陣の復調は欠かせない要素となる。そのきっかけを作るためにも、先発マウンドに上がる濵口遥大選手にかかる期待は大きい。初の開幕投手を任された前回の登板では、3回6失点(自責点5)と本来の投球ができず、「自分のボールで勝負できなかった」と反省を口にした。ここからの巻き返しとなる登板が、昨季1勝1敗、防御率3.18と一定の成績を残した広島戦になるのは、プラス材料のはずだ。相手エースとの投げ合いを制して白星を手繰り寄せ、チームにいい流れをもたらしてほしい。

5試合以上連続でマルチ安打を記録した新人選手

試合数 投手名 所属
6 京田 陽太 中日 2017
6 中川 圭太 オリックス 2019
5 高代 延博 日本ハム 1979
5 石毛 宏典 西武 1981
5 尾形 佳紀 広島 2004
5 長野 久義 巨人 2010
4 牧 秀悟 DeNA 2021
  • ドラフト制以降

DB打者 広島戦昨季通算打撃成績

選手名 打率 打数 安打 本打 打点 四死 三振
宮﨑 敏郎 .361 97 35 4 16 3 9
佐野 恵太 .356 87 31 2 11 13 18
倉本 寿彦 .370 54 20 0 5 4 10
柴田 竜拓 .364 44 16 1 5 7 10
戸柱 恭孝 .171 41 7 0 1 2 11
大和 .156 32 5 0 3 2 4
嶺井 博希 .316 19 6 0 5 1 6
神里 和毅 .235 17 4 0 1 1 5
桑原 将志 .091 11 1 0 0 2 2
中井 大介 .182 11 2 0 0 1 3
田中 俊太 .364 11 4 0 3 1 1
細川 成也 .200 10 2 0 0 2 4

濵口遥大 広島戦昨季全登板成績

日付 球場 スコア 登板 勝敗 投回 打者 投球
20.7.8 マツダ 3-6 先発 - 5.1 32 120
8.19 マツダ 2-2 先発 - 5.1 24 87
8.26 横浜 2-4 先発 6 24 94
9.26 マツダ 5-2 先発 6 24 102
4試合1勝1敗 3.18 22.2 104 -
  • スコア左が横浜DeNA
top