PREVIEW
球団史上初の本拠地開幕戦2年連続勝利なるか
横浜DeNAベイスターズ(0勝0敗0分) | vs. | 広島東洋カープ(0勝0敗0分) |
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今永 昇太(2019年-13勝7敗 防御率2.91) | 予告先発 | 大瀬良 大地(11勝9敗 防御率3.53) |
横浜スタジアム 試合開始18:00 |
新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期されていたプロ野球の2020年シーズンがいよいよ開幕する。当初の日程では、ビジター開幕であったが日程変更に伴い、本拠地で開幕戦を迎えることになった横浜DeNAベイスターズ。本拠地開幕戦の通算成績は、14勝11敗と勝ち越しているが、2年連続勝利は過去に1度もない。そのため、本日勝利を収めれば、球団史上初の快挙となる。データを見ると、2年連続本拠地開幕戦勝利のチャンスは、過去に3度あった。うち2試合が僅差で黒星を喫しているだけに、打線が投手陣を援護できれば、初の快挙も見られるはず。期待のかかる打線では、3年連続本塁打王を狙うN.ソト選手、オープン戦、練習試合で好成績を残したT.オースティン選手の両外国人選手に注目。今季は過密日程にもなるだけに、開幕戦白星でスタートダッシュを決めたい。
シーズンの開幕を託されたのは、昨季キャリアハイの13勝を挙げたエース・今永昇太選手。2年連続で大役を務めることになるが、昨年8回無失点11奪三振と好投しているだけに、自信を持ってマウンドに上ってくれるだろう。球団の歴史の中で2年連続以上で開幕投手を務めたのは、今永投手を含め14人。うち2年連続開幕戦連勝を記録したのは4人。今日の試合で今永選手に白星が付けば、遠藤一彦氏が1986、87年に記録して以来の快挙となる。
オープン戦、練習試合の内容は、7試合で3勝2敗。開幕前最後の先発になった6月12日の中日ドラゴンズ戦では、5回3失点、8奪三振と順調な仕上がりをアピールしている。7安打を許すも、大きく崩れる場面はなく、持ち味である修正力の高さを見せてくれた。22年ぶりのリーグ優勝、日本一へ向けて、エースの活躍は欠かせない。昨年同様の快投を見せて、チームに勢いをつけられるか。プロ5年目を迎えるエースのマウンドさばきに注目したい。
年月日 | 相手 | スコア | DB先発 | 年月日 | 相手 | スコア | DB先発 | ||
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1950.3.10 | 国鉄 | ◯ | 2-0 | 今西 | 1986.4.4 | 阪神 | ◯ | 8-7 | 遠藤 |
1952.3.25 | 大阪 | ◯ | 4-2 | 高野 | 1991.4.6 | 阪神 | ◯ | 4x⑪3 | 中山 |
1954.4.3 | 大阪 | ◯ | 9-2 | 権藤 | 1998.4.3 | 阪神 | ◯ | 8-0 | 川村 |
1958.4.5 | 大阪 | ● | 6-7 | 大石 | 1999.4.2 | ヤクルト | ● | 5-10 | 三浦 |
1961.4.8 | 広島 | ◯ | 8-7 | 秋山 | 2000.3.31 | 阪神 | ◯ | 7x⑪6 | 川村 |
1963.4.13 | 広島 | ● | 1-4 | 稲川 | 2001.3.30 | ヤクルト | ● | 4-6 | 小宮山 |
1965.4.10 | 国鉄 | ◯ | 1x⑬0 | 稲川 | 2003.3.28 | 阪神 | ◯ | 4-2 | 吉見 |
1970.4.12 | 広島 | ● | 2-3 | 平松 | 2006.3.30 | 巨人 | ● | 2-3 | 三浦 |
1971.4.10 | ヤクルト | ● | 1-2 | 平松 | 2007.3.30 | 巨人 | ● | 2-3 | 三浦 |
1980.4.5 | 巨人 | ◯ | 4x-3 | 平松 | 2011.4.12 | 中日 | ◯ | 5x-4 | 山本 |
1981.4.7 | 巨人 | ● | 1-2 | 斉藤明 | 2018.3.30 | ヤクルト | ● | 3-7 | 石田 |
1982.4.3 | 阪神 | ◯ | 3x-2 | 斉藤明 | 2019.3.29 | 中日 | ◯ | 8-1 | 今永 |
1984.4.6 | ヤクルト | ● | 3-9 | 遠藤 |
選手名 | 期間 | 先発投手勝敗 | |
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高野裕良 | 1951~52 | 2年連続 | ○○ |
権藤正利 | 1954~55 | 2年連続 | ○● |
大石正彦 | 1957~58 | 2年連続 | ●- |
稲川誠 | 1963~65 | 3年連続 | ●○○ |
森中千香良 | 1967~68 | 2年連続 | -○ |
平松政次 | 1970~71 | 2年連続 | ●● |
1973~76 | 4年連続 | ○●○● | |
1978~80 | 3年連続 | ○○- | |
斉藤明雄 | 1981~82 | 2年連続 | ●- |
遠藤一彦 | 1983~87 | 5年連続 | ●●-○○ |
中山裕章 | 1990~91 | 2年連続 | -- |
有働克也 | 1993~94 | 2年連続 | ●- |
盛田幸希 | 1996~97 | 2年連続 | ●● |
三浦大輔 | 2004~07 | 4年連続 | ●●●● |
石田健大 | 2017~18 | 2年連続 | ●● |
今永昇太 | 2019~20 | 2年連続 | ○? |