PREVIEW
プロ入り後負けなしの交流戦で、飯塚選手が今シーズン初先発
横浜DeNAベイスターズ(30勝34敗1分) | vs. | 北海道日本ハムファイターズ(34勝29敗4分) |
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飯塚 悟史(2018年-1勝6敗 防御率4.74) | 予告先発 | 加藤 貴之(3勝4敗 防御率3.38) |
横浜スタジアム 試合開始18:00 |
昨日は、4投手の完封リレーで勝利を収め、交流戦3位に浮上。初の勝率1位の可能性を残すだけに、連勝を飾りたい試合の先発を任されたのは、今シーズン初の一軍登板となる飯塚悟史選手だ。キャンプから順調な調整を続け、開幕ローテも見えていたが直前に右肘の張りを訴え戦線離脱。実戦復帰後も、イースタン・リーグで5連敗と調子は上がらなかったが、6月に入ると2連勝と復調し一軍昇格を果たした。
交流戦の登板成績は1勝0敗で防御率は0点台と相性はいい。キレのある自慢のストレートを武器に、北海道日本ハムファイターズ打線を封じ込めて、今年の初勝利を手に入れられるか。
対する北海道日本ハムの先発は、2連勝中でここ3試合の失点がわずかに2と好調をキープしている加藤貴之選手だ。交流戦で加藤選手と対戦するのは今回で3試合目。過去の成績は2勝0敗と負けていない。対戦打数は少ないが、打者別の通算成績を見ると、宮﨑敏郎選手が2打数2安打をマーク。また、筒香嘉智選手、神里和毅選手、桑原将志選手が打率5割と高い数字を残している。その中でも注目は、筒香選手だ。2試合ぶりの出場となった昨日の試合では、3打数2安打を記録。豪快な一発は生まれなかったものの、逆方向へのヒットが2本生まれ復調の兆しがうかがえるチームの主砲。チームが交流戦優勝の可能性を十分に残すだけに、頼もしい4番の完全復活は誰もが望んでいるだろう。
昨日の勝利で、A.ラミレス監督の通算勝利数が239勝となった。これは、球団歴代4位タイで、チーム名が横浜DeNAベイスターズになった際に最初の監督を務めた中畑清氏と並ぶ記録だ。今シーズンで就任4年目のA.ラミレス監督は、中畑氏を上回るペースで勝ち星を重ねている。あくまでも通過点となる数字ではあるが、これで今シーズン中、大矢明彦氏が記録した259勝を抜く可能性も十分に出てきた。4月は10連敗を喫するなど波に乗れなかったが、5月は1つの勝ち越しと流れを引き戻し、6月も昨日まで2つの貯金を作るなど、チームをしっかり立て直す手腕が光っている。
日付 | チーム | 球場 | スコア | 登板 | 勝敗 | 投球回 | 打者 | 球数 | 被安 | 被本 | 三振 | 四死球 | 失点 | 自責 |
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2017.6.19 | オリックス | 横浜 | 4-7 | 先発 | -- | 5 | 18 | 82 | 2 | 0 | 6 | 2 | 0 | 0 |
2018.6.18 | 埼玉西武 | 横浜 | 4-2 | 先発 | ○ | 5 | 21 | 93 | 5 | 1 | 3 | 5 | 1 | 1 |
計 | 2試合 1勝0敗 | 防 0.90 | 10 | 39 | -- | 7 | 1 | 9 | 7 | 1 | 1 |
選手名 | 打率 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 三振 |
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桑原 将志 | .500 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
筒香 嘉智 | .500 | 4 | 2 | 1 | 3 | 1 | 2 |
J.ロペス | .333 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
伊藤 光 | .000 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
N.ソト | .000 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
神里 和毅 | .500 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
宮﨑 敏郎 | 1.000 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
大和 | .000 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
順 | 監督名 | 年数 | 監督通算 |
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1 | 別当 薫 | 9 | 494勝498敗67分 |
2 | 三原 脩 | 8 | 461勝490敗21分 |
3 | 大矢 明彦 | 5 | 259勝328敗3分 |
4 | 中畑 清 | 4 | 239勝319敗17分 |
アレックス・ラミレス | 4 | 239勝244敗11分 |