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PREVIEW

プロ入り後負けなしのナゴヤドームで濵口選手が連勝を狙う!

中日ドラゴンズ(8勝7敗0分) vs. 横浜DeNAベイスターズ(9勝7敗0分)
山井 大介(1勝0敗 防御率3.60) 予告先発 濵口 遥大(1勝0敗 防御率0.60)
ナゴヤドーム 試合開始18:00

 先発の濵口遥大選手は、4月10日の阪神タイガース戦で今シーズン初勝利。7四球を与えながらも1安打に抑えプロ初完封をやってのけた。開幕から2試合で防御率0.60と勢いに乗る濵口選手は、プロ入り後中日ドラゴンズ戦での通算成績は6試合で3勝1敗。ナゴヤドームでの試合に限定すると3試合で2勝0敗と相性の良さを見せつけている。不調にあえいだ昨シーズン、初勝利を挙げたのもナゴヤドームだった。中日先発の山井大介選手とは昨年1度だけ投げ合っており、勝ち負けはつかなかったがチームは勝利。山井選手には3月30日の試合で、打線が5回を2安打に抑えられていることもあり、投手戦も予想される。山井選手との投げ合いを制し、チームを勝利に導く投球を期待したい。

 濵口選手と中日打線の打者別通算成績を見ると、D.ビシエド選手に10打数7安打2本塁打5打点と打ち込まれている。昨シーズンだけを見ると、4打数2安打の成績だった。昨年の首位打者で今シーズンも4番として打線の軸を担っている選手だけに、濵口選手はランナーを背負って対戦する場面は避けたいところだ。その他では京田陽太選手、松井佑介選手に打率3割台という数字を残されているが、平田良介選手、大島洋平選手と打線の上位を担う2人を抑えている。D.ビシエド選手をいかに抑えることができるかが、勝負のポイントとなる。

 A.ラミレス監督は、現在監督としての通算勝利数が218勝で、あと1勝を挙げれば38年ぶりにチームを優勝に導いた権藤博氏にならぶ球団歴代5位タイの成績となる。

 監督就任4年目のA.ラミレス監督の初勝利は、2016年3月25日、就任1年目の開幕戦。このシーズンは、チームを初のクライマックスシリーズ進出に導いてみせた。翌年には、2年連続のクライマックスシリーズ進出だけでなく、セ・リーグのチームとしては初となる、リーグ3位からの日本シリーズ進出という快挙も成し遂げている。昨シーズンは4位に終わるも9月17日の阪神戦では権藤氏以来となる就任3年目での通算200勝を達成した。今日こそは、A.ラミレス監督に通算219勝目をプレゼントしたい。

DB濵口遥大 対中日公式戦ナゴヤドーム全登板成績

年月日 球場 スコア 登板 勝敗 投回 打者 投球 被安 被本 三振 四死 失点 自責 捕手
2017.4.9 ナゴヤD 2-1 先発 6.1 26 116 7 0 6 2 1 0 髙城
2018.6.24 ナゴヤD 6-1 先発 -- 6 25 94 6 0 2 2 0 0 髙城
2018.7.25 ナゴヤD 4-3 先発 6 28 100 7 0 2 3 2 2 伊藤光
3試合 2勝0敗 防0.98 18.1 79 -- 20 0 10 7 3 2 --

スコア左が横浜DeNA

DB濵口遥大 vs D打者個人通算打撃成績

選手名 打率 打数 安打 本打 打点 四死 三振
京田 陽太 .308 13 4 0 2 0 2
福田 永将 .182 11 2 0 0 0 2
ビシエド .700 10 7 2 5 4 0
堂上 直倫 .200 10 2 0 2 1 4
平田 良介 .100 10 1 0 0 0 2
大島 洋平 .250 8 2 0 1 3 0
松井 佑介 .333 6 2 0 0 0 3
【注】5打数以上の選手のみ

球団監督 通算勝利数10傑

監督名 年数 監督通算
1 別当 薫 9 494勝498敗67分
2 三原 修 8 461勝490敗21分
3 大矢 明彦 5 259勝328敗3分
4 中畑 清 4 239勝319敗17分
5 権藤 博 3 219勝186敗2分
6 アレックス・ラミレス 4 218勝217敗10分
7 近藤 昭仁 3 184勝206敗0分
8 古葉 竹識 3 162勝215敗13分
9 関根 潤三 3 160勝203敗27分
10 迫畑 正巳 3 146勝234敗10分

2019年4月16日現在

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