先発の京山将弥選手が読売ジャイアンツを相手に投げるのは、通算で2度目。昨シーズンの初対戦では、5回1/3で5失点だったが、打線の援護にも恵まれて勝ち投手となった。対巨人2連勝がかかる試合で、京山選手が注意しなければいけないのは岡本和真選手と、昨夜決勝弾を放ったA.ゲレーロ選手だ。岡本選手には3打数3安打を許し、A.ゲレーロ選手には2打席連続でスタンドに運ばれた。一筋縄ではいかない強打者であることは間違いないが、中軸を抑えないことには勝機は見えてこない。好調のジャイアンツ打線を抑え込み、勝利を呼び込む投球に期待したい。

 打率は2割台半ばと、まだまだ本調子ではないが、ここ3試合で4本塁打と、2年連続のタイトル獲得へエンジンがかかってきたN.ソト選手。昨夜の巨人戦第1打席では、4日の東京ヤクルトスワローズ戦から続く3打席連続本塁打を放った。しかし、これまでの4本すべてがソロホームランと、ランナーを置いた場面では本塁打が出ていない。打線とチームに勢いを付ける意味でも、今日は得点圏での一発に期待したい。なお、今日の試合でN.ソト選手が4試合連続本塁打を放てば、チームでは2016年のJ.ロペス選手以来となる。

 対する巨人の先発は、澤村拓一選手。先発としてマウンドに上がるのは、1621日ぶりとなる。

 澤村選手との対戦で高打率を残しているのは、梶谷隆幸選手と宮﨑敏郎選手だ。宮﨑選手は5打数2安打と、少ない対戦の中で結果を出しており、一方の梶谷選手は通算で25打数9安打2本塁打と高打率をマークしている。澤村選手と相性のいい2人の前にランナーをためることができれば、大量得点も考えられる。