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PREVIEW

期待のルーキー・上茶谷大河選手が、11年ぶりの快挙達成を狙う!

東京ヤクルトスワローズ
(1勝2敗0分)
vs. 横浜DeNAベイスターズ
(2勝1敗0分)
原 樹理
(2018年-6勝7敗 防御率3.09)
予告先発 上茶谷 大河
(2019年新人)
神宮球場 試合開始18:00

 昨シーズン2位だった東京ヤクルトスワローズとの2018年対戦成績は10勝15敗と負け越し。優勝へ向けても苦手意識克服が不可欠となるが、そこでカギを握る存在になるのが、N.ソト選手、筒香嘉智選手、宮﨑敏郎選手の主軸3人だ。なかでもN.ソト選手は、昨シーズンの東京ヤクルト戦での打率が.367とチームトップの数字を残している。4番・筒香選手も3割以上の打率を残し、東京ヤクルト投手陣を苦手としていない。また、宮﨑選手は昨年の28本塁打のうち、10本を東京ヤクルト戦でマークしている。主軸の3人が打線をけん引すれば、勝利は見えてくる。

 開幕2カード目初戦の先発に指名されたのは、ドラフト1位ルーキーの上茶谷大河選手だ。切れのあるストレートと変化球のコンビネーションで打者を翻弄する即戦力右腕は、オープン戦初登板で4回無失点と好投するなど、1年目から開幕ローテーションを勝ち取った。

 ここ3年、ドラフト1位投手がプロ初登板で初先発を経験しているが、いずれも白星は挙げられていない。ちなみに、ルーキーイヤーにプロ初先発して初白星を挙げたのは、2008年の小林太志氏までさかのぼる。上茶谷選手がこの試合で勝利を挙げることができれば、チームとしては11年ぶりの快挙となる。

 劇的なサヨナラ勝ちで6年ぶりに開幕カード勝ち越し、球団創設70周年イヤーを飾るにふさわしいスタートを切った。過去7年の4月の月間成績を振り返ると、勝ち越したのは2015年と2018年の2回。2015年は前半戦を首位で折り返しながら、後半戦に失速して最下位。4月の戦いはより重要なものになるだろう。

DB打者 2018対東京ヤクルト個人打撃成績

選手名 打率 打数 安打 本塁打 打点 四死球 三振
宮﨑 敏郎 .296 98 29 10 17 10 8
J.ロペス .237 93 22 7 20 6 16
筒香 嘉智 .326 86 28 5 12 21 23
桑原 将志 .300 80 24 0 3 6 13
N.ソト .367 79 29 6 16 11 15
大和 .242 66 16 0 3 4 13
柴田 竜拓 .239 46 11 1 5 9 5
倉本 寿彦 .200 40 8 1 4 0 7
【注】40打数以上の打者

2008年以降のドラフト1位入団選手の初先発時の登板成績

投手名 年月日 相手 球場 勝敗 投球回 打者 球数 被安 被本 三振 四死球 失点 自責
小林 太志 2008.4.27 横浜 7 27 89 6 0 1 0 1 1
田中 健二朗 2010.9.15 横浜 6 0/3 24 89 5 1 2 2 3 3
須田 幸太 2011.4.22 甲子園 - 6 27 79 7 0 3 3 2 2
今永 昇太 2016.3.29 横浜 7 27 104 5 3 9 2 4 3
濵口 遥大 2017.4.2 神宮 - 5 22 97 6 1 5 1 4 2
東 克樹 2018.4.5 横浜 7 27 112 6 0 9 1 1 1

DeNA BAYSTARS 4月の勝敗成績(2012年〜)

年度 4月成績 シーズン最終成績
勝率 順位 勝率 順位
2012 6 15 0 .286 46 85 13 .351
2013 10 15 0 .400 64 79 1 .448
2014 6 17 0 .261 67 75 2 .472
2015 13 11 0 .542 62 80 1 .437
2016 7 14 2 .333 69 71 3 .493
2017 11 11 2 .500 73 65 5 .529
2018 13 9 0 .591 67 74 2 .475