株式会社横浜DeNAベイスターズと株式会社横浜スタジアムは、2013年度よりはじまる『コミュニティボールパーク』化構想に基づく横浜スタジアム改修プロジェクトの第四弾として、新たに「選手ロッカー全面改修」の概要を発表いたします。改修概要は下記の通りです。
1977年、横浜公園に誕生した横浜スタジアムは、野球王国神奈川県における野球の象徴とも言える場所として長く愛され続けてきました。そして、そこに脈々と受け継がれるプロ野球球団の歴史は、今も球団、スタジアム、そして選手たちの心に受け継がれています。横浜DeNAベイスターズの選手たちは、常に横浜スタジアムでプレーすることを目指しています。
今回の改修では、そんな目指す場所である横浜スタジアムの選手ロッカーを、より一軍のステイタスを感じられる環境に整えます。選手たちにとって常に目指せる場所であり続け、そしてプレーに集中してもらう環境を整備することも、魅力的なスタジアム作りに欠かせない要素であり、これもまた『コミュニティボールパーク』化構想の大切なピースとして、今回の改修計画の大きな位置づけを占めています。今回の改修概要は以下の通りです。
選手ロッカーは、床、壁、天井、家具、全ての設備をリニューアルします。個々のロッカーを周囲に位置づけ、中心ではいつでもチーム内のコミュニケーションが図れるようソファとテーブルを設置。また、横浜DeNAベイスターズのプライマリーマークを床面に大きく配置することで、選手が常にチームを間近に、そして誇りに感じられる雰囲気を演出しています。
さらに、ロッカー前の通路からベンチ、グラウンドに向かうバックスペースのカラーリングを、青を基調としたチームカラーに統一。気持ちを高めて試合に向かう選手たちにとって、改めて横浜DeNAベイスターズの選手であることを感じ、そしてそこがホームスタジアムであることを肌で感じることができる場所になります。
球場内トレーニングルームを約1.4倍拡張し、トレーニング機器も拡充。試合前、練習日も含めてしっかり体作りを行える環境を整備します。
手狭だったベンチも2列から3列にシートを増列。控える選手や降板した投手がしっかり試合に集中できる環境を作ります。
『コミュニティボールパーク』化構想とは、横浜DeNAベイスターズと横浜スタジアムの協力体制の下進めている横浜スタジアム改修プロジェクトのキーテーマとして掲げている言葉であり、これは、野球が大好きな人はもちろん、プロ野球をライブで一度も体感した経験の無い人まで、家族や友人や同僚と、気軽に皆で集って楽しめる場、地域や職場における様々なコミュニティが“野球”をきっかけに集い、集った人たちが“野球”をきっかけにコミュニケーションを育むような、地域のランドマークになりたい、という思いを集約しています。
横浜DeNAベイスターズと横浜スタジアムは、横浜市民・神奈川県民にもっと愛され、もっと誇りにしていただける、そんな『コミュニティボールパーク』を実現するために、お客様それぞれのご要望、様々なシチュエーションに合わせて、皆様がお楽しみいただける“場”作りを、施設改修プロジェクトを通して引き続きご提案してまいりたいと考えています。