このたび、オーストラリアン・ベースボールリーグ(以下、ABL)の強豪、キャンベラ・キャバルリーと戦略的パートナーシップを締結することが決定しました。球団として、ABL球団との業務提携は初めてとなります。
ABLは、2010年にプロリーグが発足し、現在は全8球団が参加するオーストラリア国内のプロ野球リーグです。日本のプロ野球シーズンオフにあたる、11月から2月までの期間、レギュラーシーズン、ポストシーズンを行い、豪州No.1チームを決定。また、リーグ発展のため、外国人選手の受け入れを積極的に行っていることも大きな特徴です。今回の締結先であるキャンベラ・キャバルリーは、2010年に創設され、ABL初年度よりリーグに参加。2012年-2013年シーズンにはレギュラーシーズン、ポストシーズンを制した強豪チームです。
このたびの戦略的パートナーシップ締結に伴い、2018年シーズン終了後に、横浜DeNAベイスターズから選手、チームスタッフをキャンベラ・キャバルリーに派遣。チームの一員として2018年-2019年のABLシーズンを戦います。派遣された選手はシーズンオフにプレー機会を得ることで、野球に関する技術を高めることはもちろん、生活環境や文化の異なる豪州にて生活することで、心身共に成長することを目的としています。
さらに、球団としてさらなる成長を果たすため、選手やチームスタッフだけでなく、事業を担う職員の派遣も検討しており、チーム、事業両面で成果をあげていきたいと考えています。
「このたび、ABLの強豪キャンベラ・キャバルリーと戦略的パートナーシップを締結することができ、大変嬉しく思います。オーストラリアは南半球に位置し、日本のオフシーズンにトレーニングを積むには最適な環境にあります。選手たちには、オーストラリアの地で多くの経験を積み、ベイスターズに新たな価値をもたらしてくれることを期待しております。
また、今後、球団事業を担う人材交流も検討していきますが、今回のパートナーシップを通じて、事業面においても魅力ある企業になるよう、努力を重ねて参ります」
2010年創設。同年、ABLリーグ初年度より参加。2012年-2013年シーズンにはリーグ、チャンピオンシップシリーズで優勝を果たす。また、シーズン終了後に行われたアジアシリーズ2013に豪州代表として参加し、優勝。
2010年に発足した豪州プロ野球リーグ。キャンベラ・キャバルリーを含む全8球団が優勝を目指し、11月から2月、レギュラーシーズン、ポストシーズンを戦う。また、米国や日本のプロ野球リーグと時期が異なることから、外国人選手の受け入れを積極的に行っている。