試合速報

昨日は終盤、ソトの2発のホームランや佐野の満塁ホームランなどで東京ヤクルトを突き放し2桁得点で勝利を飾った横浜DeNAベイスターズ。今日からは本拠地・横浜スタジアムに巨人を迎えての3連戦。初戦となる今日の試合は先発・今永が初回、2発のホームランで2点を失うも、その裏、ソト・筒香の連続弾ですぐさま同点に！その後、試合は投手戦となるも7回表、今永が再び被弾してしまい勝ち越しを許してしまう…。何とか反撃に出たい横浜DeNAだったが巨人・菅野の前に2回以降、打線が沈黙…。2-3で接戦を落としてしまった…。

今日の先発は開幕投手を務めた今永。前回登板に続き今日も快刀乱麻のピッチングを期待したい！ところが今永は立ち上がりの1回表、先頭の吉川尚をショートゴロに打ち取るものの、続く坂本勇に右中間スタンドへの先制ホームランを浴びてしまうと3番・丸にも左中間スタンドに放り込まれ初回から2点のビハインドを背負ってしまう…。

追いつきたい横浜DeNAはその裏、巨人先発・菅野の立ち上がりを叩く！2死からソトが菅野の150km/hストレートをとらえた！打球はぐんぐん伸びライトスタンドに届いた！3試合連続となるホームランを放ったソトは「本塁打になりうれしいです。感触、角度も良かったですが、風も助けてくれましたね」と喜びのコメント。さらに4番・筒香もソトに続いた！カウント3-1から変化球を叩いた打球はライトスタンド一直線！この打球が今シーズンから新設されたウィング席への第1号ホームラン！ 3番・4番の連続ホームランで横浜DeNAがすぐさま同点に追いつく！筒香は「ソトの本塁打でいい流れで打席に入れ、自分のスイングでしっかりとらえることができました」と文句なしの一発を振り返った。

初回、2つのソロホームランで2点を失ってしまった今永だったが、2回以降は落ち着きを取り戻す！2回表は先頭のビヤヌエバにこそ四球を許したものの、亀井・小林を外野フライ、菅野を内野ゴロに打ち取りこの回を0に封じると3回表は第1打席でホームランを浴びた丸から3球三振を奪うなど、巨人上位打線を三者凡退に斬って取る！三浦投手コーチは「初回に2本の本塁打を浴びはしたが、以降は落ち着きを取り戻し、上手く修正ができていると思う。風が強い状況で丁寧に投球することも大事だが、攻める時は大胆に攻めていってほしい」とさらなる好投に期待を寄せる！

4回表、今永の快投が続く！4番・岡本、5番・ゲレーロを共に内野ゴロに仕留めるとビヤヌエバを空振り三振！この回も三者凡退に仕留める!!5回表は無死から亀井にポテンヒットを許すも素早い牽制で亀井をタッチアウト！華麗なフィールディングでも魅せる!!小林・菅野を打ち取り結果的にこの回も3人で片付けると、6回表は2死から丸にヒットを浴びるも4番・岡本をショートゴロに打ち取り巨人上位打線に仕事をさせない!!!このショートゴロでロペスはセ・リーグ新記録となる1226連続守備機会無失策を記録！

7回も続投した今永だったが、先頭のゲレーロに失投をとらえられてしまった…。2球目のストレートが甘く入ると打球はセンターバックスクリーン直撃のソロホームラン…。この試合3本目のホームランを浴び、再び巨人にリードを許してしまった…。今永はこの回を投げ切り降板。今永は「初回に2者連続本塁打を許しベンチに戻った際に、三浦コーチと光(伊藤)さんに『しっかり切り替えろよ』と言っていただき、上手く切り替えることができました。しかし、7回に本塁打を許した場面は悔いが残ります。次回登板はしっかり踏ん張れるようにしたいです」と今日の投球を振り返った。

8回からは三嶋が登板。しかし、その三嶋は1死から吉川尚・坂本勇・丸に3連打を浴び満塁のピンチを招いてしまう…。反撃のためにも無失点で切り抜けたいこの場面。ここでマウンドを託されたのは三上！三上は4番・岡本をわずか1球でショートフライに打ち取ると続くゲレーロはスライダーで空振り三振！1死満塁、絶体絶命の大ピンチを無失点で切り抜ける好リリーフを見せる！

何とか追いつきたい横浜DeNAは9回裏、4番・筒香から始まる好打順！しかし、筒香は空振り三振。続く宮崎もショートゴロとあと一人まで追い込まれる…。最後はロペスがセンターフライに倒れ試合終了。菅野を最後まで打ち崩すことができず完投負けを喫してしまった…。

明日の予告先発は京山。好調・巨人打線を封じ込め、今シーズン初勝利を奪い取る！