2017/3/1

ベースボールトレーニングVRシステム「iCube」日本球界初導入

選手の能力向上やチーム力強化を目的としたVRシステム「iCube(アイキューブ)」を2017年シーズンから導入することになりましたので、お知らせいたします。なお、本システムの導入は、日本球界初となります。

「iCube」はアメリカ合衆国のベンチャー企業であるEON Sports社が開発したVR(バーチャルリアリティ)を用いて行う最先端のベースボールトレーニングシステムです。
2015年より横浜スタジアムに導入しているボールトラッキングシステム(トラックマン)に蓄積されたデータに加え、撮影した映像を組み合わせ実際の投手の投球をリアルに再現。
プレーヤーはヘッドマウントディスプレイを着用することで圧倒的な臨場感の中、投球の速度、球筋、ノビ、変化球のキレなどをリアルに体感することができる他、蓄積されたデータの中から対戦投手や球種などを自由に選択できるため、試合に向けたより実践的な準備をすることが可能となります。

現在、MLB(メジャー・リーグ・ベースボール)ではタンパベイ・レイズをはじめ複数球団がトレーニングの一環に採用しており、横浜DeNAベイスターズでも圧倒的な映像クオリティと臨場感、さらに実際の投球に見間違うほどの再現能力を評価し、日本球界で初めて導入いたします。
さらに、本システム導入にあたり、本拠地・横浜スタジアムに「iCube」専用のトレーニングルームを新設いたします。

2017年シーズンは最先端のトレーニングシステム「iCube」を導入することで選手のトレーニング・育成環境をさらに整え、19年振りのセ・リーグ優勝、そして日本一を目指して戦います。

「iCube」体験選手コメント

梶谷隆幸選手

「実際にバッターボックスに立っている雰囲気で「iCube」を体験しましたが、非常に現実的で試合の打席に立つ準備ができると感じました。「iCube」を活用して、対戦したことのない新人投手などの投球を体験し、実際の試合に臨みたいと思います。」

桑原将志選手

「球場の雰囲気もリアルでプレーする選手としては非常に助かります。個人的には相手投手が投げる変化球に対して、その見極めなどの部分で活用していきたいと思います。」

「iCube」実施イメージ