加賀繁選手の引退記者会見が、9月14日(金)球団事務所にて行われました。
会見のコメントは以下のとおりです。
「引退に悔いがないかと言われればありますが、恩師やお世話になった方々にも相談をして、最後は自分で決めたことなので少しほっとしたような気持ちでいます。
まさか自分がなれるとは思っていなかったプロ野球選手になることができて、何より9年間幸せだったという気持ちが強かったので、迷いを断ち切ることができました。
印象に残っているのは、プロ1年目の初勝利や、ヤクルトのバレンティン選手と長い間対戦ができたことです。バレンティン選手との対戦はいい思い出でもあり苦しい思い出でもありました。
今まで抑えていた分、やはり打たれると悔しかったですが、今考えてみると引き際を教えてくれたのかなという気持ちにもなりました。
今後は、これまでの経験を活かして野球を教える立場として携われたらと思っています。
チームは、クライマックスシリーズ(CS)進出争いで体も心もきつい時期だとは思いますが、みんなが味わえるものでもないので、CSを突破して日本シリーズで優勝できるよう、とにかく頑張ってほしいです。
ファンの皆さんが、ファームの練習場にも応援に来てくれて「加賀選手の姿を一軍で見たい」という声をかけてくれるなど、めげそうになった時も、応援してもらえるように頑張ろうと奮起させてくれました。
9年間、熱いご声援をありがとうございました。」