この度、月間「スカパー!サヨナラ賞」(協賛:スカパーJSAT株式会社)の5月度受賞選手が決定し、セントラル・リーグからは横浜DeNAベイスターズ山下幸輝選手が初受賞をしました。
DeNAベイスターズからの受賞は、2017年8月度の宮﨑敏郎選手以来6人目です。
「今回はこのような賞をいただき本当にありがとうございます。まさか自分が受賞するとは思ってもいなかったのでとても嬉しいです。あの試合は自分の野球人生を懸けた一打席だったので、今季初打席で初安打、そしてサヨナラ打という形でチームに貢献でき良かったです。またチームを勝利に導けられるような一打を打てるよう頑張りますので、引き続き温かいご声援よろしくお願いいたします」
山下選手は、5月31日(木)横浜スタジアムで行われた対東北楽天ゴールデンイーグルス2回戦、3対3で迎えた延長10回裏、二死二塁の場面でライトへサヨナラ打を放った。
横浜DeNAベイスターズは4回、東北楽天・ペゲーロ選手のホームランで先制を許すと、6回に二死一塁から宮﨑選手の左中間への2ランホームランで逆転。その後、再び逆転を許して迎えた最終回、土壇場の二死から筒香選手が同点ホームランを放ち延長戦へ突入。延長10回裏、二死から代打桑原選手がライトへのツーベースで出塁すると、この日一軍に昇格したばかりの山下選手が東北楽天の抑えのエース松井投手からライトへ劇的なサヨナラ打を放った。今季初打席での一打がチーム今季初のサヨナラ勝利となる殊勲打となった。
山下選手の目からは涙が溢れ、この劇的な一打は入団4年目でプロ入り初のサヨナラ打となった。
月間「スカパー!サヨナラ賞」とは・・・
月間「スカパー!サヨナラ賞」は、月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手に贈られる賞として2012年に制定されました。スカパー!は、2006年シーズンから「プロ野球セ・パ両リーグ公式戦全試合、プレイボールからゲームセットまで放送」(※トップ&リレー、録画放送を含む)を掲げており、「試合終了最後の1球まで真剣勝負をお届けするスカパー!」から多くのファンに、プロ野球中継最大の魅力を伝えることができ、それがプロ野球界発展の一助となると考え、本賞へ協賛しています。また、同様の趣旨のもと2009年シーズンから、レギュラーシーズンを通じて最も劇的なサヨナラ本塁打、またはサヨナラ安打等を放った選手に贈られる賞として「スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞年間大賞」を制定しています。